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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みさどん
9
阿部倉蔵さんは奥さんと共にたくさんの傷ついた動物を助けた人。中にはあべくらさんが好きで、野生に帰ろうとしないものもいたほど。児童向けの本のため、わかりやすく心温まるエピソードが多かったけれど、実際は生易しいものではなかっただろう。ここを受け継いだ人があればいいのにと願わずにいられない。昭和の本で、そんな人がいたということに胸が熱くなった。2020/07/02
二条ママ
5
長女小2。図書館本。独り読み。怪我をした動物がかわいそうねと、娘が嘆いた。2019/01/25
さんつきくん
3
宮城県女川町の鳥獣保護員「あべくらさん」と保護された動物達の触れ合いを描いた児童書籍。話し言葉が全然女川弁じゃなく、どこの言葉なのか気になる。保護員をはじめたきっかけや心温まるエピソードだったり、時には葛藤もあったり。夢の動物島を作ろうと奮闘する姿も読みどころ。地域に貢献したあべくらさんの実話本。保護していた猿に「チョロマツ」と名前をつける辺り、あべくらさんは井上ひさし先生の代表作「青葉繁れる」を読み込んでいたのではないかと推測する。この話の舞台になった女川町は東日本大震災の被災地となってしまいました。こ2013/01/08