感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
えか
45
アシモフのジュブナイルSF。火星産食物の連続中毒死事件を追う科学局のエリート青年デイビッド・スターが、単身火星に乗り込み、見事、事件を解決する、というどちらかと言うとミステリー寄りの話し。途中スターは火星人から超能力を与えられるが、精神だけの存在で地球よりもはるかに高度な文明人である火星人👽に「わたしなら、あなたにスペースレインジャーという名をつけるでしょう」と、超ダサい名前を無理矢理つけられる🤣。で、ダサ名のこいつ割と荒っぽい手段で最後真犯人を自白に追いこむのだが、この辺ギャング映画みたいで面白かった。2025/08/06
ヴィオラ
13
どうやらこの作品がシリーズの1作目みたいです。昔の、特に児童書は、書誌情報が載ってないことが多くて困る(;´∀`)後続の人がいるかどうかは分からないけれど、全部読んだら時系列でも整理しとくか…。2015/02/25
roughfractus02
12
作者がポール・フレンチ名義で著したジュブナイル小説の一冊であり、1950年代のアメリカの10代層に向けて、近い将来に到来する人口爆発と食糧危機をSF仕立てで擬似体験させる教訓物語になっている。子供にも身近な食中毒を事件化し、その事件の背後に食糧危機を引き起こす陰謀を配し、英雄がその解決に奔走するという英雄物語は一見正統派のように思える。が、産業革命以後労働者以前の青少年に植民地主義的英雄譚を普及させた従来のジュブナイルを脇に置くと、その行末が大量生産による地球の危機を招来しているという皮肉も透けて見える。2023/08/07




