内容説明
くまたろう先生は、おかしな先生です。まちがえた子に、よくまちがえたといってきれいな金メダルをあげるのです。みんなは、“まちがい金メダル”がほしくてどんどん手をあげます。なかなか手をあげられなかったゆかりさんもある日つられてさっと手をあげたのです。
感想・レビュー
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手を挙げて間違うのが怖い小学1年のゆかり。くまたろう先生はそんなゆかりを温かく見守っていたが、手を挙げて欲しかった。そこで「まちがい金メダル」を間違った子にあげることに。みんな動物の絵が入ったまちがい金メダルが欲しくてたまらない。わざと間違っても、本当に間違っても正しい答えを教えてくまたろう先生は席に帰した。教室の雰囲気が変わり、自然とゆかりも手を挙げていた。すかさず先生はゆかりをさして答えさせた。ゆかりは答えられて嬉しくなった。先生の発想が素晴らしい!全国学校図書館協議会選定図書2014/01/02
星雅人
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★★★☆☆ 間違いを恐れてしまう教室の雰囲気を変える先生のナイスなアイデア。これ実際にも使えそうな気がする。2009/06/11