出版社内容情報
長文読解で大切なことは、筆者の主張を正しく理解すること。そのためには、パラグラフをどう見るかがとても大事になります。「パラグラフをどう見るか」とは、パラグラフの中にあるそれぞれの文の表している“ことがらとことがらの関係”を理解し、パラグラフにおける筆者の言いたいことをつかむことです。本書では、“ことがらの関係”を大きく4つに分類。「4つの関係」を「4つの記号」で表し、文と文、パラグラフとパラグラフの関係を記号で確認しながら読みこなす読解法を伝授。記号で確認しながら読むことで論理の展開を正しくつかみ、筆者の言いたいことは何かを理解する力が身につくように構成されています。さらによりスムーズに理解しレベルアップできるように、まず簡単な1文でことがらの関係をどうつかむのかトレーニング、それから2文、パラグラフ、そして長文と同じやり方で入試長文の世界まで攻略します。著者は、人気の予備校講師・福崎 伍郎と柴田 卓也。「なぜ、理解する必要があるのか」という長文の読み方の基礎の基礎から入試レベルの長文読解まで、ふたりがわかりやすく丁寧に解説。