出版社内容情報
初版1942年(昭和17年)刊行
発刊時(昭和10年)は『英語基本単語集』。今回復刻する5訂版(1966年:昭和41年刊行)は、当時としては画期的なコンピュータ分析により、英語入試問題や諸種の教科書の中から、出題頻度の多い見出し語句7,768(単語6,690・熟語1,078)を選び出した。頻出重要語句は赤色刷りで表示し、各掲載語に重要度を併記。『赤尾の豆単』として多くの受験生に愛され、受験生2人に1人が使用していたと言われる(当時、大学受験生人口60~70万人に対し、『豆単』の年間売上が30万部だった)。累計1700万部を超えるロングセラーとなり、刊行から68年が経つ現在の9訂版もなお読まれ続けている。
「豆単」は,いつも僕のポケットの中の宝物であった。
俳優・著述家 児玉清氏
著者紹介
赤尾 好夫(あかお よしお) 1907年(明治40年)-1985年(昭和60年)
1931年(昭和6年)、東京外国語学校(現 東京外国語大学)イタリア語科卒。同年10月に歐文社(現 旺文社)を設立。日本で初めての通信教育を始め、雑誌「受験旬報」(現 「螢雪時代」)や、“赤尾の豆単”と呼ばれ日本一のロングセラーとなった「英語基本単語集」などを出版し、教育出版社としての基礎を築いた。
その後、文化放送・日本教育テレビ(現 テレビ朝日)創業への貢献や、「全国学芸コンクール」(現 全国学芸科学コンクール1957年/昭和32年~)など、出版にとどまらず、日本の教育界、メディア界の発展に大きく寄与した。
1985年(昭和60年)4月、勲一等瑞宝章を受章。同年9月に死去後、従三位に叙せられた。
<主な著書>
「英語基本単語熟語集(豆単)」「英語の綜合的研究(英綜)」「英語単語熟語の綜合的研究(単綜)」「若人におくることば」「忘れられぬ名言」他多数
内容説明
受験生に『赤尾の豆単』として親しまれた『英語基本単語熟語集』の復刻版。単語と熟語7768語を掲載。