出版社内容情報
親の悩みの一つに、子どもの友達同士のトラブルがあります。
“貸したものを返してもらえない”
“無視された”
“仲間はずれにされた”
“からかわれた”、などなど。
毎日顔を合わせながら、我が子の元気のない姿を見るのは辛いものです。親としては何とか助けたいと思いながらも、口を閉ざしてしまう子どもにどうかかわればよいものか、と悩みます。でも見方を変えれば、悩みと向き合うことは、子どもにとっても親にとっても、お互いの関係性を深め心を育てるとても大切な機会とも言えるのです。
親子の何げない日々のかかわりは、間違いなく生涯に渡ってその子どもに影響していきます。だからこそ、親子の良い関係性を創るために今までとはほんの少し違うかかわり方を学ぶことは価値がありますね。
子どもたちの見えない心が見えてきたり、思いがけない解決法を生み出すかかわり方が、この本に事例と共に示されています。
chapter 1 本当の悩みはなに?
幼い頃は、かわいかったな…
・8?9歳になると子どもの心は揺れ始めます
・大人も子どももネガティブな感情もあってOK!
うちの子、大丈夫かしら?
・「不安」は生きていく上で大切な感情です
・その悩みは、子どもの悩み?それとも親の悩みなの?
友だちが少ないって心配
・友だちとの関わりを通して学ぶ「人との関わり方」とは?
他
chapter 2 子どもが悩むときの親の心の持ちよう
私だけがイライラしてる?
・親が子どもよりも“イライラ”しがちなのはなぜ?
もっと子どもと話がしたい
・子どもが安心できる話の聴き方があります
言葉のキャッチボールって?
・子どもへの、自分の話し方を振り返ろう
他
chapter 3 ケース別 気になる子どもの友だち関係
ケース1 仲間はずれにされちゃった
ケース2 初めて接する子とうまく話せない
ケース3 陰口を言われているのを聞いちゃった!
ケース4 仲直り、ホントはしたいけど…
ケース5 不本意な班分けになっちゃった
ケース6 一方的にからかってくる
他
柴崎嘉寿隆[シバサキカズタカ]
監修
目次
プロローグ 悩み深まるママとユウナとロシア人形
1 本当の悩みはなに?(幼い頃は、かわいかったな;うちの子、大丈夫かしら? ほか)
2 子どもが悩むときの親の心のもちよう(私だけがイライラしてる?;もっと子どもと話がしたい ほか)
3 ケース別気になる子どもの友だち関係(なにか起きたときにこそ大切にしたいのは“親子の対話”;子どもの小さな変化に気づいていこう! ほか)
エピローグ そうだ!子どもを信じよう!
著者等紹介
柴〓嘉寿隆[シバサキカズタカ]
株式会社クエスト総合研究所代表取締役。NPO法人子ども未来研究所理事長。日本インターナショナルアートセラピー(JIPATT)ディレクター。1995年、CBSソニー退社後、人材教育に携わった経験をいかし、独自のプログラムを開発。一般および企業向けに心理トレーニングを提供する、株式会社クエスト総合研究所を設立。1999年、健全な子どもの心の育成のための機関、NPO法人子ども未来研究所を設立、全国に30校を超える親子のためのアートセラピー教室、野外活動による子どもの自立支援、被災児童支援などの活動にあたる。2014年、日本で初めてカナダアートセラピー協会(CATA)の教育基準に基づいたアートセラピープログラムを実施。日本にいながらカナダ認定クリニカル(臨床)アートセラピストの卒業資格を取得できるプログラムJIPATTを開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルちゃん
boo
Sayaka
すーちゃん
かになお