京都不案内

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790717744
  • NDC分類 291.62
  • Cコード C0095

内容説明

京都を暮らすように旅する―。市民運動のやり過ぎから免疫低下でがんになった。治療の後、体にいいことをするため京都へときどき転地。観光客の集まる古都とは違う何かが見えてくる。

目次

樹木気功で体を治す
バスと自転車
ゲストハウスとアパート探し
カフェとシネマ
がらがらの京都
散歩で建築を楽しむ
古都の保存と開発
宿の周りでひとりごはん
京料理屋の大忠にて
吉田山の話
鴨長明『方丈記』と「足るを知る暮らし」
子規の京都
吉井勇と祇園
漱石の女友達・磯田多佳
つたちゃん、たねちゃんのこと
ヒッピーとタイガース
居酒屋で聞く話
五代友厚と二人のスリランカ人

著者等紹介

森まゆみ[モリマユミ]
1954年生まれ。大学卒業後、PR会社、出版社を経て、84年、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊。聞き書きから、記憶を記録に替えてきた。その中から『谷中スケッチブック』『不思議の町 根津』(ちくま文庫)が生まれ、その後『〓外の坂』(中公文庫、芸術選奨文部大臣新人賞)、『『青鞜』の冒険』(集英社文庫、紫式部文学賞)などを送り出している。2015年以降、大病後の健康維持のため京都にしばしば滞在。「谷根千・記憶の蔵」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

124
自分が学生時代を過ごした京都が、昨今のオーバーツーリズムの弊害で荒んでいることに心を痛めていただけに、京都愛溢れるこういう本は嬉しい。名所旧跡の観光ガイドではなく、歴史や人物が染み込んださりげない会話の中からこの街の懐の深さを感じられる。若き子規と漱石が二人で京都を訪ねた情景を思い浮かべ、「大友」の磯田多佳や不良華族事件の吉井勇などに思いを馳せる。インタビューの4人も秀逸(梶田真章、西川祐子、志村ふくみ、田中ふき子各氏)。特に、梅棹忠夫先生の妹・田中ふき子さんの金閣寺の証言は特ダネ級。味わい深いいい本だ。2023/01/31

アキ

117
ちょい住み京都の日々を綴るエッセイ風の手記と京都人へのインタビュー集。出版関係の知り合いからのつてで、京都のディープな裏話がたくさん載っています。夏目漱石と京都の芸妓だった磯田多佳との交遊とすれ違いや、祇園を愛して石碑が残る吉井勇と谷崎潤一郎や永井荷風らの遊郭遊び、戦時中京都にも空襲があったことや、京都の映画館「出町座」や「京都みなみ会館」のことなど、左京区を中心に住んでみて見えてくる京都の一面を楽しめます。インタビューは谷崎潤一郎の墓がある法然院慣主・梶田真章さんの話しが良かったです。2023/04/06

たまきら

46
谷根千の森さんによる京都本と知り、取り寄せてみました。彼女の文章はなれているので読みやすいんですが、京都のことは詳しくないのでグーグルで調べつつ、視覚化しながら楽しみました。「せかいしそう」で連載されていたものをまとめたものなため、全体的なまとまりはないですが、逆に短い旅のアイデアをもらったり、京都の人々の言葉に触れる時間をもらえるのが良かったかな。また縁があったら行きたい町です。2023/09/20

まさ

28
連載されていたエッセイにインタビュー等を加えた1冊。タイトルから想像していたものとはちょっと違う感じを受けたが、著者の京都視点がおもしろい。観光と生活という対とはまた異なる、京都滞在をマイペースで過ごすときに併せ持つとよい感覚か。志村ふくみさんらのお話が特に興味深かった。2023/02/15

yyrn

27
地域本の編集長で、地域文化からの町づくり活動を支援し、様々な提言を行ってきた著者が、ワケあって京都に通うようになり、短期長期の滞在を繰り返しながら、旅行者と生活者それぞれの視点で、観光ガイドブックには載らないような色々な京都を、個人的な出来事や出会い通じて見て感じて考えた思いを綴っている本。退職して時間に余裕ができたらこの本を持って京都の街中を歩くと楽しいのではないか、と思ったが、いま調べたら5年前家族と訪れた際に利用したホテルが無くなっていた。千年の都でさえ変化が激しいのか?この本の賞味期限はあと何年?2023/03/25

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