岩波アクティブ新書
がん・免疫と温熱療法

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  • サイズ 新書判/ページ数 172p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784007000898
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0247

出版社内容情報

温熱療法はがん細胞を42度以上に温めるもので,副作用が少なく,放射線,抗がん剤などと併用できる.また免疫系を活性化することがわかり,成人T細胞白血病などへの効果が期待されている.多くの臨床例をもとにわかりやすく紹介.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぺんちゃん

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癌の従来の治療法の解説と温熱療法の効果について書かれていた。事例についても詳しく書かれている。昔は温熱による細胞の熱耐性で治療効果が薄れるとされていたが今は温熱治療が見直されている。がん細胞は酸素不足なので血流が不足しており熱が逃げないので温度がすぐ上がる。癌細胞は熱に弱いため異常な分裂を起こして死にやすいそうだ。また、DNA修復を防ぐため放射線や化学治療との併用が効果的だ。また、ヒートショック蛋白も温熱で活性化されやすくなる。 ただ、具体的な癌細胞のアポトーシスの過程が書かれていないので調べる必要あり。2013/12/28

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