出版社内容情報
イタリア・ルネサンスの作品群,ルーマニアの不思議な教会,ギリシア,敦煌,高松塚古墳….ユーラシアの東西に広がる世界遺産の壁画の多くはフレスコの仲間です.第一人者が鑑賞のポイント,制作のプロセスをご紹介します.
内容説明
システィーナ礼拝堂、ポンペイ、ルーマニアの教会群、ギリシア、敦煌、高松塚古墳…ユーラシア東西に広がる世界遺産の壁画たちはフレスコの仲間です。半永久的な色彩の魅力に迫る旅へようこそ。
目次
1 フレスコ、それは紀元前から新鮮―フレスコ画法の基礎知識(先史時代の天然フレスコ;フレスコ―二つの代表的画法 ほか)
2 イタリアの壁画をみる―フレスコ画をめぐる旅1(街中が美術館―フィレンツェ;トスカーナ地方のフレスコ ほか)
3 ユーラシアの世界遺産の壁画をみる―フレスコ画をめぐる旅2(ルーマニアの不思議なフレスコ;ビザンチンの画法 ほか)
4 現代日本のフレスコ壁画をみる―フレスコ画をめぐる旅3(長谷川路可―日本へのフレスコ紹介者;イタリア・ドッツァでの制作 ほか)
5 フレスコ画を描いてみよう―誰でもできる小さなフレスコ(必要な材料と道具;砂 ほか)
著者等紹介
大野彩[オオノミサオ]
フレスコ画家。1953年生まれ。多摩美術大学油絵科卒業。東京芸術大学大学院壁画科修了(フレスコ専攻)。1995‐96年フィレンツェに留学。’96年ルーマニア・アカデミア壁画科にてフレスコ研修。帰国後、東京芸術大学非常勤講師を経て、現在、武蔵野美術大学非常勤講師、早稲田大学客員研究員、東京文化財研究所協力研究員。壁画およびタブローとしてのフレスコ制作に携わるかたわら、フレスコ技法に関する研究活動を続けている
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