出版社内容情報
高速で常時インターネットにつながるブロードバンド.それによって,テレビ,教育,出版,ゲームは,そして私たちの生活や社会はどんな影響を受けるのか.ブロードバンドの基礎から賢い使い方までをやさしく解説.
内容説明
世界一安くなった日本のブロードバンド事情。高速・常時接続のすばらしさ。映画や音楽の愉しみ方。ADSL、CATV、無線、光ファイバ―本命は?産業・社会・教育はどう変わる?通信・電話・放送は融合する。これだけはやりたいセキュリティ対策。
目次
1 インターネットを変えるブロードバンド
2 ブロードバンド対応のパソコン
3 ブロードバンドの基礎
4 電話とケーブル・テレビの高速利用
5 無線通信と光ケーブル
6 配信を速くするための工夫あれこれ
7 産業や社会はどう変わるか
8 政府のeジャパン構想
9 著作権とセキュリティ
10 ブロードバンドの将来
著者等紹介
石田晴久[イシダハルヒサ]
多摩美術大学・慶応義塾大学教授、東京大学名誉教授。1936年生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。アイオワ大学大学院博士課程修了。日本におけるパソコンとインターネット育ての親
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感想・レビュー
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ハンギ
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総務省系の依頼でマルチメディア・ハイウェイ推進協議会の会長を務めた、石田先生の本。2002年出版ながら、IPTV導入などの通信と放送の融合といった、今の状況を予見している。また知識として得る物はあった。ADSLはただの銅線とは知らなかった。電話線を流用して、高速通信を可能にしている。また何度も2001年はブロードバンド元年と言っているが、ソフトバンクがADSLで通信産業に乗り出したから。NTTの高くて遅いISDNよりも早くて安いADSLが出てきた事で、日本のブロードバンド環境は普及した。2013/02/20