岩波現代文庫<br> 農業と人間―食と農の未来を考える (増補)

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岩波現代文庫
農業と人間―食と農の未来を考える (増補)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006033576
  • NDC分類 611.021
  • Cコード C0161

出版社内容情報

歴史的に農業は人間の生命を支えてきた。しかし、気候変動、TPP等の国際協定、ウクライナ戦争をきっかけとする穀物高騰、農家の減少などにより、日本の農業は変容を迫られている。フード・セキュリティの確保が深刻な課題となるなか、日本の食と農はどこに向かうのか。農業経済学の第一人者による名著を文庫化。


【目次】

序 章 食料・農業と経済学
 1 経済学の有効域
 2 選択のない世界
 3 繰り返される農産物貿易論争
 4 経済発展と農業・食料
 5 国際化とグローバル化
 6 先人の知恵に学ぶ
 補論 比較優位と貿易の利益

第1章 フード・セキュリティ――途上国と先進国
 1 八億六八〇〇万の栄養不足人口
 2 南アジアとサハラ砂漠以南のアフリカに集中
 3 食料と人口――マルサスの命題
 4 潮目が変わった世界の食料
 5 ふたつのフード・セキュリティ
 補論 αゾーンとβゾーン

第2章 経済発展と農業
 1 大開発の時代
 2 離陸を支えた農業
 3 小作争議から農地改革へ
 4 高度成長・安定成長と農業
 5 市場経済と農業

第3章 経済成長と食生活
 1 ペティ=クラークの法則
 2 食生活の変化
 3 低下した食料自給率
 4 自給率と自給力
 5 厚みを増した食品産業

第4章 農業の成長と技術進歩
 1 経済成長の源泉
 2 BC技術とM技術
 3 研究開発の方向転換
 4 経済環境と技術選択
 5 農業の技術と規模
 補論 植物工場と農業

第5章 変わる農業、変わらぬ農業
 1 農業経営の規模
 2 環境と資源の時代
 3 条件不利地域
 4 コミュニティの共同行動
 補論 悲劇を克服するコモンズ

終 章 開かれた議論のために
 1 成長経済から成熟社会へ
 2 雇用機会としての農業
 3 食料輸入国の立場から
 4 他者への配慮

 注
 文献一覧
 あとがき

補 章 食と農に未来はあるか
 1 干支一巡の来し方を振り返る
 2 現実感が高まるフード・セキュリティ対応
 3 変化した地球環境に向き合う農業の技術
 4 情報通信技術の活用から生まれる新潮流
 5 正念場を迎えた日本農業の人材
 6 むすびに代えて

 岩波現代文庫版あとがき

内容説明

歴史的に農業は人間の生命を支えてきた。しかし、地球温暖化、ウクライナ戦争をきっかけとする穀物の高騰、農家の減少などにより、日本の農業は変容を迫られている。フード・セキュリティが揺らぎ、所得格差が拡大して困窮する人々が増えるなか、日本の食と農はどこに向かうのか。農業経済学の第一人者が本質的な課題を論じた名著を文庫化。補章「食と農に未来はあるか」を新たに収録。

目次

序章 食料・農業と経済学
第1章 フード・セキュリティ―途上国と先進国
第2章 経済発展と農業
第3章 経済成長と食生活
第4章 農業の成長と技術進歩
第5章 変わる農業、変わらぬ農業
終章 開かれた議論のために
補章 食と農に未来はあるか

著者等紹介

生源寺眞一[ショウゲンジシンイチ]
1951年愛知県生まれ。東京大学名誉教授、福島大学名誉教授。東京大学農学部農業経済学科卒業後、農水省農事試験場研究員、北海道農業試験場研究員、東京大学農学部教授、名古屋大学農学部教授等を歴任したのち、2017年福島大学食農学類準備室室長に就任、2019年食農学類長。2003年退任後は日本農業研究所研究員。専攻は農業経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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