岩波現代文庫<br> 増補 農業と人間 食と農の未来を考える

個数:
  • 予約
  • ポイントキャンペーン

岩波現代文庫
増補 農業と人間 食と農の未来を考える

  • 生源寺眞一
  • 価格 ¥1,595(本体¥1,450)
  • 岩波書店(2026/01/17発売)
  • クリスマスポイント2倍キャンペーン(~12/25)
  • ポイント 28pt
  • ご予約受付中
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ◆通常、発売日にウェブストアから出荷となります。
    ◆指定発売日のある商品は発売前日にウェブストアから出荷となります。
    ◆一部商品(取り寄せ扱い)は発送までに日数がかかります。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆表示の発売日や価格は変更になる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
    ◆ご予約品は別途配送となります。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A6/文庫判
  • 商品コード 9784006033576
  • Cコード C0161

出版社内容情報

歴史的に農業は人間の生命を支えてきた。しかし、気候変動、TPP等の国際協定、ウクライナ戦争をきっかけとする穀物高騰、農家の減少などにより、日本の農業は変容を迫られている。フード・セキュリティの確保が深刻な課題となるなか、日本の食と農はどこに向かうのか。農業経済学の第一人者による名著を文庫化。


【目次】

序 章 食料・農業と経済学
 1 経済学の有効域
 2 選択のない世界
 3 繰り返される農産物貿易論争
 4 経済発展と農業・食料
 5 国際化とグローバル化
 6 先人の知恵に学ぶ
 補論 比較優位と貿易の利益

第1章 フード・セキュリティ――途上国と先進国
 1 八億六八〇〇万の栄養不足人口
 2 南アジアとサハラ砂漠以南のアフリカに集中
 3 食料と人口――マルサスの命題
 4 潮目が変わった世界の食料
 5 ふたつのフード・セキュリティ
 補論 αゾーンとβゾーン

第2章 経済発展と農業
 1 大開発の時代
 2 離陸を支えた農業
 3 小作争議から農地改革へ
 4 高度成長・安定成長と農業
 5 市場経済と農業

第3章 経済成長と食生活
 1 ペティ=クラークの法則
 2 食生活の変化
 3 低下した食料自給率
 4 自給率と自給力
 5 厚みを増した食品産業

第4章 農業の成長と技術進歩
 1 経済成長の源泉
 2 BC技術とM技術
 3 研究開発の方向転換
 4 経済環境と技術選択
 5 農業の技術と規模
 補論 植物工場と農業

第5章 変わる農業、変わらぬ農業
 1 農業経営の規模
 2 環境と資源の時代
 3 条件不利地域
 4 コミュニティの共同行動
 補論 悲劇を克服するコモンズ

終 章 開かれた議論のために
 1 成長経済から成熟社会へ
 2 雇用機会としての農業
 3 食料輸入国の立場から
 4 他者への配慮

 注
 文献一覧
 あとがき

補 章 食と農に未来はあるか
 1 干支一巡の来し方を振り返る
 2 現実感が高まるフード・セキュリティ対応
 3 変化した地球環境に向き合う農業の技術
 4 情報通信技術の活用から生まれる新潮流
 5 正念場を迎えた日本農業の人材
 6 むすびに代えて

 岩波現代文庫版あとがき

最近チェックした商品