岩波現代文庫<br> ヨーロッパ・コーリング・リターンズ―社会・政治時評クロニクル 2014‐2021

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岩波現代文庫
ヨーロッパ・コーリング・リターンズ―社会・政治時評クロニクル 2014‐2021

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  • サイズ 文庫判/ページ数 492p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006033309
  • NDC分類 312.3
  • Cコード C0136

出版社内容情報

人か資本か。優先順位を間違えた政治は、希望を奪い、貧困と分断を拡大させる。話題を呼んだ『ヨーロッパ・コーリング』を改編し、コロナ禍の考察を含む以降の時評を大幅に加えた最新版。激動の時代に、子どもや若者、女性、移民、労働者たちが暮らす地べたから、鋭く温かく英国の世相を読み解き、日本の課題を照らし出す。

内容説明

人か資本か。優先順位を間違えた政治は、希望を奪い、貧困と分断を拡大させる。英国の暮らしと政治を独自の視点で描き、ブレイディみかこの筆力を世に知らしめた『ヨーロッパ・コーリング―地べたからのポリティカル・レポート』(二〇一六年刊)から五年。同書を改編増補し、パンデミックの影響の推移を捉えた記事を含む、七年半にわたる論考を収録した、文庫オリジナル版時評集!荒むブロークン・ブリテンから、惑う日本へ―

目次

子どもの貧困とスーパープア
ハラール肉と排外ヒステリア
アンチ・ホームレス建築の非人道性
アンチ・ホームレスの鋲が続々と撤去へ
貧者用ドアとエコノミック・アパルトヘイト
餓死する人が出た社会、英国編
英国式『マネーの虎』で失業率を下げる方法
海辺のジハーディスト
地べたから見たグローバリズム―英国人がサンドウィッチを作らなくなる日
風刺とデモクラシー―今こそ「スピッティング・イメージ・ジャパン」の復活を〔ほか〕

著者等紹介

ブレイディみかこ[ブレイディミカコ]
ライター・コラムニスト。1965年福岡市生まれ。1996年から英国ブライトン在住。2017年、『子どもたちの階級闘争―ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(みすず書房)で新潮ドキュメント賞を受賞。2019年、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞、本屋大賞ノンフィクション本大賞などを受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

115
激動のヨーロッパ。その震源にいたのがイギリス。2014年から2021年のイギリスの時評をまとめたのがこの本である。著者は『僕はイエローでホワイトでちょっとブルー』の著者でもあるブレイディみかこさん。正直イギリスのことが知らなすぎたとしか言いようがないほど学びがある。とくにこの7年は事件が多かった。ギリシャ危機。EU離脱の国民投票。EU離脱。そして新型コロナ。ロックダウン。どれをとってもイギリスにとって大事件である。そのイギリスの空気を感じながら草の根の声が聞こえるこの本はぜひ読んでほしい本になっている!!2022/05/24

やいっち

92
「人か資本か。優先順位を間違えた政治は、希望を奪い、貧困と分断を拡大させる。(中略)激動の時代に、子どもや若者、女性、移民、労働者たちが暮らす地べたから、鋭く温かく英国の世相を読み解き、日本の課題を照らし出す」というもの。実際、読んでいてまさに数年遅れで日本で起きる事態を予告するような感があった。2022/03/12

榊原 香織

69
フードバンクに強盗、てイギリスそこまできたか。 前半分(~2016)は前著”ヨーロッパ・コーリング”そのまま再収録。 後半は新規。 ブレグジッドやらコロナロックダウンやら・・どっと色々ありましたね(ウクライナはまだ) 前著で持ち上げられてたスペインのポデモスも労働党のコービンもだめになり、ホントいろいろ変化 2022/05/22

白玉あずき

56
岩波らしい固い内容が延々と続くのでちょっと疲れたかも。ぶれないみかこさんの反緊縮思想。「歴史的にグローバリゼーションは、なぜだかうまくいかない。(みかこさんの著作の中にあったが、出典忘れた)」という言葉を、ここ数年間我が身に引き寄せて何度も噛みしめている。どんどん分断が進む社会をどうやって統合すればいいのか。加齢のせいもあり?社会の変化に益々不安が募るのだった。民主主義という制度は今後持つのだろうか。2014年から本当に世界は次々と変わったなぁという嘆息。そして自分は化石となった・・・・2022/06/22

読特

45
「クロニクル」とは年代記。2014年~2021年、英国より。8年は長いか、短いか?・・国民投票の決着は着いた。ブレグジットが決まった。首相はキャメロンからメイへ、そしてジョンソンに。労働党は衰退し、党首も変わった。コロナショックが起き、ロックダウン。繰り返される波に、ウイズコロナの社会実験。2014年の起点から、様々な変遷があった。・・積極財政への転換は道半ば。人々の心が変わるのは少しずつ。緊縮マインドを脱するには足りなかった。この後起きるウクライナ危機。”もったいない”のは、お金ではなく人の命。2022/04/28

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