岩波現代文庫<br> 負け組のメディア史

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岩波現代文庫
負け組のメディア史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 516p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006033293
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0136

出版社内容情報

明治末期から戦後にかけて、数々の雑誌・新聞を率い「言論界の暴れん坊」の異名をとった男、野依秀市。同時代では右翼ジャーナリストとして知られた彼ほど、大衆の感情、「世論」を体現した者はいなかった。今や忘れられた桁外れの鬼才の生き様と、大手メディアとは異なる「負け組」の視点でのメディア史を描く。

目次

序章 元祖「メディア人間」
第一章 野依式ジャーナリズムの原点
第二章 「広告取り東洋一」の実業雑誌
第三章 喧嘩ジャーナリズムの筆誅録
第四章 「大正巌窟王」の闘い
第五章 『世の中』と『女の世界』の新機軸
第六章 仏教プロパガンディストの信仰縦横録
第七章 護憲派ジャーナリストの有田ドラッグ征伐
第八章 「代議士」野依秀市の誕生
第九章 「貧強新聞」奮戦記
第一〇章 筆(ペン)は剣よりも強し
第一一章 総力戦体制下の「反体制」言論
第一二章 敗戦者の勝利
第一三章 広告媒体か、モラル装置か

感想・レビュー

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軍縮地球市民shinshin

13
本文だけで436頁とかなりボリュームなので読破するのに時間がかかった。明治・大正・昭和と「炎上商法」で一世を風靡したジャーナリスト・出版人野依秀市の生涯。戦後は「右翼」とみなされがちだが、幸徳秋水や大杉栄、荒畑寒村などの共産主義者・社会主義者と密接な付き合いがあり、戦時下は「東条内閣打倒」の論陣を張り、戦後は「紀元節復活」などの運動も携わり、1955年に自民党誕生にも資金面で裏工作をしたという人物である。金銭関係、恐喝容疑で何度も官憲から逮捕されているが、私生活は借金だらけで私財というものはほとんどなかっ2023/10/17

石橋

0
講談社野間清治の本を立て続けに読んだので、当然こちらに。今で言うところの炎上商法の先駆け的存在。とにかく敵を作って攻撃しまくることで自己実現をはかるのも、昨今の有名人と同じだ。2022/10/08

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