出版社内容情報
身の回りに科学の種を見つける歓びを語る! 文学や漫画を科学の目で楽しむコツを紹介。教育にも一言。
内容説明
科学は文化?もちろん!ならば楽しまなきゃ。博物館の起源から、ファラデー、ダーウィン、寺田寅彦、中谷宇吉郎、グールド、福岡伸一などの科学エッセイ、村上春樹、「007」などの文学が素材。泡の秘密が隠された、シャンパングラス片手におしゃれな会話が楽しめる。科学教育のあり方や擬似科学も俎上に。
目次
寅彦がまいた種
科学の卵
書の起源
ポピュラーサイエンスの誕生
自然の覗き窓
科学で遊ぶ
サイエンスコミュニケーションの潮流
知識はシャンパンの泡のごとく
ライフコースをデザインする
ニセ科学への免疫力
科学者の銅像と偶像
科学への愛の言葉
二つの文化をつなぐ
著者等紹介
渡辺政隆[ワタナベマサタカ]
1955年生まれ。サイエンスライター、東北大学特任教授、専門は科学史、進化生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takao
2
ふむ2022/08/23
たか
2
ワンテーマ10ページほどだから読みやすいです。2020/06/08
kanzu
0
文章も分かりやすく読みやすい。科学に興味が湧く。著者自身に魅力があるんだと思う。2020/06/09
しずかな午後
0
科学や科学者についての、知的好奇心をくすぐるエピソードをちりばめたエッセイ集。中谷宇吉郎と立春の卵伝説、遅筆を悩んでいたダーウィン、聖女伝説をオマージュした論文、ミッキーマウスの幼形進化、恐竜と鳥類の関係を巡る騒動、など。話題が豊富で読んでいて面白かった。2020/03/20