岩波現代文庫<br> 全盲の弁護士 竹下義樹

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岩波現代文庫
全盲の弁護士 竹下義樹

  • 小林 照幸【著】
  • 価格 ¥1,342(本体¥1,220)
  • 岩波書店(2019/12発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 430p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006033170
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

出版社内容情報

視覚障害をものともせず九度目の挑戦で夢をつかんだ男,竹下義樹.読む人の心を揺さぶる痛快ノンフィクション!

内容説明

日本で初めて誕生した全盲の弁護士、竹下義樹。「点字による司法試験は実施不可能」とされていた堅く重い扉を自らこじ開け、竹下は九回目の受験で、ついに夢見ていた弁護士となる第一歩を手に入れた。「泣き寝入りはさせへんで!」―最も切実に助けを求めている人の側に立って闘うために、以来、東奔西走の日々を送っている。定評あるノンフィクション作家が活写する「武闘派弁護士」の劇的人生、現在進行形の挑戦記!

目次

第1章 全盲はハンディキャップか?
第2章 失明の中で抱いた弁護士への夢
第3章 盲人にも弁護士への道を
第4章 司法試験の点字受験の実現を目指す
第5章 九回にわたった司法試験への挑戦
第6章 全盲の司法修習生
第7章 弁護士バッジを外した日
第8章 泣き寝入りはさせへんで
第9章 山口組との闘い
平成後期、令和の竹下義樹―「岩波現代文庫版あとがき」に代えて

著者等紹介

小林照幸[コバヤシテルユキ]
1968年、長野県生まれ。ノンフィクション作家。信州大学経済学部卒。明治薬科大学在学中の1992年、ハブの血清造りに心血を注いだ医学者を描いた『毒蛇』で第一回開高健賞奨励賞受賞。1999年、トキの保護に取り組んだ在野の人々を描いた『朱鷺の遺言』で第三〇回大宅壮一ノンフィクション賞を同賞史上最年少で受賞(当時)。明治薬科大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yomineko@猫と共に生きる

62
読んでいる途中で何度も涙が溢れた。日本初、龍谷大学初の全盲の弁護士、竹下義需先生。先生に比べて目が見えるのに努力を怠っている自分腹が立った。何かあったら是非竹下先生に助けて頂きたい。9回の挑戦での栄光。途中、結婚やお子さんが生まれたりして目まぐるしく生活が変わって行く中での合格!私は自分の目は見えるのに余りにもダラダラしてて恥ずかしくなった。図書館本ですが余りの感動に買いました。いつも傍に置いておきたい本です。2021/01/28

ばんだねいっぺい

37
司法試験に点字試験が整備されるまでのドラマには手に汗握るものがあった。京都という土地の素晴らしい文化、素晴らしい人たちに支えられ、ひとりの素晴らしい弁護士が奮闘努力の甲斐があり、弁護士として社会福祉の向上に資しているという事実に感動した。2022/03/09

井上裕紀男

14
生きていると稀に大木のような人だなと思う人に出会いますが、竹下氏も恐らくそんな方の一人ではないだろうかと思いを巡らさざるを得ません。 弁護士活動を行うまでの軌跡と飾らない姿は、これまで幾人の人を救ってきたのでしょうか。 「あかん、もう無理や」と悲観的になる性格と「なんでや、許せへんな」と感じると揺るがない信念、相反するとも思える人の弱さと強さが何とも魅力的な人物。 竹下氏と彼を支える寿子さん、支援する人達の仕事が、日本の法曹界を変え続けている事実に圧倒されます。 2021/02/15

豆ぽち

10
日本初の盲人司法試験合格者。合格の場面には思わず涙し、祝杯の場面ではいっしょにビールで乾杯した笑。そのすばらしい努力に対して、奢ったところがなく、路上生活者の生活保護請求訴訟など一人一人の生きる権利に寄り添った弁護士として活躍している。目が見えなくても努力している竹下先生を前に、私は自分の不甲斐なさをひしひしと感じたが、もし仮にお会いしたとしたら、きっと私みたいな人にも寄り添って話をしてくれるのだろうなと思えるすばらしい人格者だろうと想像します。2022/03/22

ダック

7
読んでいて、仕事へのモチベーションが上がりました。まだ、自分が今の仕事でどう人の役に立つことができるかを改めて考え直す機会になりました。 少し厚いですが、自分の仕事ぶりについて思うことができたときにまた読み返したいと思います。2020/04/07

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