出版社内容情報
気象学の研究や予報の現場で六十年にわたり活躍してきた著者の気象エッセイの到達点.四季や雲,雨,風,雪といった身近な自然現象から俳句や故事成語を交えて文化や歴史を考察する.戦争と気象予報との関わりや,人生の困難の中で見る空の記述は,「天気」がわれわれの生きることと深く関わっていることを,感動とともに読者に伝えてやまない.
内容説明
気象学の研究や予報の現場で六十年にわたり活躍してきた著者の気象エッセイの到達点。四季や雲、雨、風といった身近な自然現象から俳句や故事成語を交えて文化や歴史を考察する。戦争と気象予報との関わりや、人生の困難の中で見る空の記述は、「天気」がわれわれの生きることと深く関わっていることを、感動とともに読者に伝えてやまない。
目次
1 空をみつめて(青春の道標;自己実現をめざして)
2 季節と言葉(季節アルバム;季節ノート)
3 人文気象学を求めて(暑さと日本人―気象から見た日本文化論の一例題;風水害の時代的変容と防災気象情報のゆくえ―日本気象学会二〇〇五年度藤原賞受賞記念講演)
著者等紹介
倉嶋厚[クラシマアツシ]
1924年長野市に生まれる。49年中央気象台付属気象技術官養成所研究科(現・気象大学校)卒業。理学博士。気象庁防災気象官、主任予報官、鹿児島気象台長などを歴任。84年気象庁定年退職後、NHK解説委員となり気象放送の発展に力をつくすとともに、気象キャスター、気象エッセイストとして活躍する。2011年日本気象学会名誉会員に推薦され現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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