出版社内容情報
今西錦司(1902-92)は卓越したリーダーシップにより登山家・探検家としてパイオニア的な足跡を残したのみならず,学者として生態学,動物社会学,霊長類学,人類学,進化理論などにおいてオリジナルな業績を著し,数多くの優れた後進研究者を育てた.その偉大で自由な生涯を,尊敬と敬愛の念をもって描き上げた力作人物伝.(解説=河合雅雄)
内容説明
今西錦司(一九〇二‐九二)は卓越したリーダーシップにより登山家・探検家としてパイオニア的な足跡を刻んだのみならず、学者として生態学、動物社会学、霊長類学、人類学、進化理論などにおいてオリジナルな業績を残し、数多くの優れた後進研究者を育てた。その偉大で自由な生涯を、病身の本田が尊敬と敬愛の念をもって描き上げた力作人物伝。
目次
第1章 家父長
第2章 自由の精神
第3章 ベンゼン核
第4章 地図の空白部
第5章 西北研究所
第6章 敗戦
第7章 胎動
第8章 ヒマラヤ行
第9章 霊長類研究グループ
第10章 パイオニア・ワーク
第11章 自然学
著者等紹介
本田靖春[ホンダヤスハル]
1933‐2004年。朝鮮の京城(現ソウル)に生まれる。ノンフィクション作家。早稲田大学政経学部新聞学科卒業後、読売新聞記者を経て71年からフリーに。著書に『誘拐』(文藝春秋読者賞、講談社出版文化賞)、『不当逮捕』(講談社ノンフィクション賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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