岩波現代文庫
ジャーナリズムに生きて―ジクザグの自分史85年

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  • サイズ 文庫判/ページ数 243p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006032128
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0123

出版社内容情報

小作農の軍国少年として育ち,海軍経理学校を経て戦後,通信社の報道現場,編集中枢,経営幹部へ。ジャーナリズムの世界で模索と格闘を重ね,今もなおその病理を追及し続ける著者が,権力犯罪を暴いた菅生事件,大きな反響を呼んだ覆面連載「デスク日記」,新聞・放送監視役の体験などを通してメディアの課題を問いかける。岩波現代文庫オリジナル版.

内容説明

小作農の軍国少年として育ち、海軍経理学校を経て戦後、通信社の報道現場、編集中枢、経営幹部へ。ジャーナリズムの世界で模索と格闘を重ね、今もなおその病理を追及し続ける著者が、権力犯罪を暴いた菅生事件、大きな反響を呼んだ覆面連載「デスク日記」、新聞・放送監視役の体験などを通してメディアの課題を問いかける。「すべてを疑え」「いい答えはいい質問から」をモットーに生きてきた人間の熱いメッセージ。

目次

1 小作農の息子が天皇主義に挫折するまで(貧乏に鍛えられ慣らされた生い立ち;大正デモクラシーから治安維持法時代へ ほか)
2 リベラルへの転向から六〇年安保まで(乱読・乱考・乱筆の学生時代;精神の彷徨「がらくた集無精卵」 ほか)
3 デスクの生きがいと編集局長時代の改革(『デスク日記』の狙いと反響;編集への内外の圧力を記録 ほか)
4 共同通信を離れフリーになって(神奈川の情報公開審査一四年;茅ヶ崎市監査で全国初の補助金白書 ほか)

著者等紹介

原寿雄[ハラトシオ]
1925年、神奈川県生まれ。1950年、東京大学法学部卒業。(社)共同通信社社会部記者、バンコク支局長、外信部長を経て、77年に編集局長、85年に専務理事・編集主幹。86年から92年まで(株)共同通信社社長。94年民放連放送番組調査会委員長、2000年「放送と青少年に関する委員会」委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

讃壽鐵朗

3
記者になるまでが興味深い2020/12/11

シュミットさん

0
僕も「冤罪記者」を名乗りたい。冤罪問題に出会ったのが記者を目指すきっかけになったという話は多いね。2011/03/03

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