内容説明
一九九〇年代、朝鮮半島核危機、沖縄少女暴行事件、中台危機という東アジアの激動の中で、日米中関係はいかに変動したのか。グローバリゼーションの下で、日米同盟はどう再編されたのか。卓越した取材力で外交と国際政治の最前線を描ききった同時代史の傑作。第11回新潮学芸賞受賞。
目次
第11章 コンフルエンス
第12章 ナイ・イニシアティブ
第13章 核危機
第14章 レイプ
第15章 海兵隊
第16章 中台危機
第17章 海軍
第18章 日米リンク
第19章 日米中三国志
第20章 逆ピラミッド
著者等紹介
船橋洋一[フナバシヨウイチ]
1944年生まれ。東京大学教養学部卒業後、朝日新聞社入社。北京特派員、ワシントン特派員、アメリカ総局長などを経て、現在朝日新聞社コラムニスト。ボーン・上田賞、石橋湛山賞、日本記者クラブ賞など受賞。主著『内部』(サントリー学芸賞)『通貨烈烈』(吉野作造賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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