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岩波現代文庫
同盟漂流〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 465,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006031299
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C0131

内容説明

一九九〇年代、朝鮮半島核危機、沖縄少女暴行事件、中台危機という東アジアの激動の中で、日米中関係はいかに変動したのか。グローバリゼーションの下で、日米同盟はどう再編されたのか。卓越した取材力で外交と国際政治の最前線を描ききった同時代史の傑作。第11回新潮学芸賞受賞。

目次

第11章 コンフルエンス
第12章 ナイ・イニシアティブ
第13章 核危機
第14章 レイプ
第15章 海兵隊
第16章 中台危機
第17章 海軍
第18章 日米リンク
第19章 日米中三国志
第20章 逆ピラミッド

著者等紹介

船橋洋一[フナバシヨウイチ]
1944年生まれ。東京大学教養学部卒業後、朝日新聞社入社。北京特派員、ワシントン特派員、アメリカ総局長などを経て、現在朝日新聞社コラムニスト。ボーン・上田賞、石橋湛山賞、日本記者クラブ賞など受賞。主著『内部』(サントリー学芸賞)『通貨烈烈』(吉野作造賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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James Hayashi

28
朝鮮戦争も終わっている(休戦)状態で米国海兵隊が沖縄にいる理由は大きくなく、日本の防衛にも関与していない。辺野古への移転は本当に必要か疑問に思ったが、「海兵隊」の章で記述。海兵隊の初動に揚陸艦が必要だが、それも佐世保にあり尚且つ隊員の半分にも満たない数しか乗せられない。それよりも地元受け入れが容易でなく、日米の政治問題化した状況が綴られている。12歳の少女レイプ事件、思いやり予算、日米地位協定、日米安保論などもこの普天間基地を語る上で外せない。2019/06/19

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