岩波現代文庫<br> 狡智の文化史―人はなぜ騙すのか

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岩波現代文庫
狡智の文化史―人はなぜ騙すのか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 294p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006023447
  • NDC分類 204
  • Cコード C0139

出版社内容情報

嘘、偽り、詐欺、謀略……。秩序や倫理をもって排除しようとしても、決して人間世界から排除しきれない「狡智」という知のあり方。この厄介な知性は人類の歴史の中でどのように生まれ、どのように意味づけされ、社会の中に組み込まれてきたのだろうか。古今東西の史書・文学・神話・民話などを素材に、狡智の深層と人間の本性との関わりを考える。

内容説明

嘘、偽り、詐欺、謀略…。胡散臭く厄介だが、まぎれもなく人間知性の働きの一つである「狡智」。それは人類の歴史の中でどのように生まれ、社会の中に組み込まれてきたのだろうか。古今東西の史書・文学・神話・民話などを素材に、狡智の深層と人間の本性との関わりを考える。

目次

序章 フィクションの中の詐欺師たち
第1章 日本人の狡智観
第2章 馬喰八十八の智恵
第3章 狡智と致富
第4章 中国における狡智の哲学
第5章 ギリシャ人と狡智
第6章 生きるための狡智
終章 騙しの起源と動物行動

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄助

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「やまと魂」と聞いて多くの場合、その人格的評価を思い浮かべるであろう。しかし、11世紀頃までは当時の実践的な智恵、機知を指す表現であった。言葉は今現在一般に捉えられている意味とは異なることがあるが、「狡知(智)」も然りである。本書は、この狡智を対象に創作や歴史を基に、狡く賢くあることとはどういうことなのか紐解いている。狡智とは、すなわち知略、戦略であり、それを「悪の技術」とすることもできるだろう。他方、騙されないために騙す手口を学ぶことはどの時代でも必要であり、機略に富むことは上手く生きていく術である。2026/08/27

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