岩波現代文庫<br> 冬の蕾―ベアテ・シロタと女性の権利

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岩波現代文庫
冬の蕾―ベアテ・シロタと女性の権利

  • 樹村 みのり【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 岩波書店(2020/10発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 204p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006023287
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0123

出版社内容情報

想像してみてください。個人よりも家や家族が重んじられ、女性はつねに男性に従い、選挙権もなかった時代を。敗戦によって、そうした冬の時代に憲法の男女平等条項という一つの「蕾」がもたらされました。本書は、この条項を起草したベアテ・シロタの生涯をたどる名作漫画です。現代日本を生きる女性たちを描いた三つの短篇を併せて収録します。(解説:田嶋陽子)

内容説明

想像してみてください。個人よりも家や家族が重んじられ、女性はつねに男性に従い、選挙権もなかった時代を。敗戦によって、そうした冬の時代にあった日本の女性に、憲法の男女平等条項という「蕾」がもたらされました。ベアテ・シロタは、なぜ男女平等条項を起草したのでしょうか。彼女の人生と憲法制定過程を辿ります。

目次

冬の蕾
あなたとわたし
花子さんの見た未来?
今日の一日の幸

著者等紹介

樹村みのり[キムラミノリ]
1949年埼玉県生まれ。漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

31
図書館の新刊コーナーから。夫はさすが哲学科、憲法について詳しくって色々教えてもらいました。けれども彼女の人生は知らなかったようで興味深そうでした。どんどん良くなっているとはいえ、女性の権利ってまだまだ。もっとフランクに話し合える場所を作っていきたいです。短編も相互理解って、こういうことかな…と思えてとても素敵でした。しなやかに、たくましく、自分らしく独立して、笑って進んでいきたい。そんな気持ちになれました。2020/11/04

kochi

19
ユダヤ人の両親と戦前の日本で暮らしたベアテは米の大学に在学中に日米開戦となり、日本との連絡は途絶える。戦後、語学の才能を生かして民政局員として来日、音信不通の両親と再会。そして昭和21年2月、彼女たち民政局のメンバーにある指示が与えられる…現憲法の女性の権利についての規定作成に貢献したとされるベアテ・シロタの半生を描く。樹村みのり先生の別の3作も併録されており、ファンとしてはうれしい。ベアテの話とは直接関係ないが、岩波らしい田嶋陽子の現代日本の女性の人権についての解説は簡潔にして要を得たものと思う。2020/11/12

雨巫女。@新潮部

16
《私-図書館》【再読】日本育ちのベアテさんが、日本憲法作るのに、参加してくれてよかった。2021/11/16

sk

6
日本国憲法に男女平等の条項を入れたベアテ・シロタ・ゴードンの伝記。面白い。2022/02/06

こまいぬ

6
日本国憲法の草案に女性が関わっていた、ということはちらりときいたことがあった。戦前からの日本の様子を知っていて、語学に堪能だったベアテ・シロタの奮闘があったからこそ、同性の平等が現行憲法に盛り込まれたのだなあ。これまで女性の権利を訴え続けてきた人たちと日本国憲法という後ろ盾あっての今と有り難く思う。憲法にこめられた願いを思うとき、法律にも理想が大切なんだと感じた。力強く、希望のあるマンガで、楽しく学ぶことが出来た。同時に教育や社会のあり方が人間に与える影響の大きさをあぶり出しているマンガだった。2020/11/22

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