岩波現代文庫
赤い月〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 356p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006023072
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

満洲を舞台に酒造業の森田家を中心として,故郷を喪失し国家に棄てられた人々の体験を集約した実話小説.

内容説明

満洲の牡丹江にある森田酒造の店主・森田勇太郎は、馬賊の襲撃に怯えながら関東軍の協力もあって森田酒造を満洲一の造り酒屋にした。勇太郎・波子の娘・美咲の家庭教師だった白系ロシア人のエレナは、森田家に出入りしていた恋人氷室啓介によって家族の目の間で処刑された。いったいエレナに何があったのか。映画・テレビドラマ・ラジオドラマ・舞台上演などがなされた著者の代表作。

著者等紹介

なかにし礼[ナカニシレイ]
1938年、中国黒竜江省牡丹江市生まれ。立教大学文学部仏文科卒業。シャンソンの訳詞家を経て作詞家。レコード大賞三回、同作詞賞二回、ゴールデンアロー賞など受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kimoiue

1
なかにし礼の自伝的小説らしい。前書きにエピソードがあるが、別に謝罪する必要はないと思うが。事実、立場が逆になった時に沢山の日本人も蹂躙されたわけだし。戦争は国家間での事である。2021/02/05

Ujo Eve

0
☆☆☆2020/12/24

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