内容説明
カリブ海の朝七時、試合が始まった―。季節外れの豪奢なバカンスが、ロシアン・マフィアを巻き込んだ、疑惑と欲望の渦巻く取引の場に。どうして私たちなのか、恋人は何を知っているのか、このゲームに身を投げ出す価値はどこにあるのか?政治と金、愛と信頼を賭けたフェアプレイが壮大なスケールでいま、始まる!サスペンス小説の巨匠、ル・カレ極上のエンターテインメント。
著者等紹介
ル・カレ,ジョン[ルカレ,ジョン] [le Carr´e,John]
小説家。1931年イギリス生まれ。オックスフォード大学卒。1959年から64年まで外務省に所属。その間1961年に『死者にかかってきた電話』で小説家としてデビュー
上岡伸雄[カミオカノブオ]
学習院大学文学部英語英米文化学科教授。現代アメリカ文学
上杉隼人[ウエスギハヤト]
編集者、翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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