岩波現代文庫
現代語訳 徒然草

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006022310
  • NDC分類 914.45
  • Cコード C0193

内容説明

『徒然草』は、中世の隠者文学の代表作であり、日本の随筆の中でも最も親しまれてきた古典である。著者兼好法師の人生観、政治観から、人物論、世相を反映した逸話、四季の自然の描写など、多彩な話題が取り上げられる。自由闊達、ユーモラスな訳により、賢人が時代を超えて現代の読者に直接語りかけるように楽しめる。

目次

たいくつしのぎに(序段)
この世に生まれてきたからには(第一段)
むかしの教えを忘れてはいけない(第二段)
恋愛の情がわからない男は(第三段)
仏から遠ざかってはいけない(第四段)
これが理想の生活(第五段)
子どもはなくてもいい(第六段)
人間は、いつ死ぬかわからないから(第七段)
人の心はおろかなものだ(第八段)
女性に心をまどわせると(第九段)〔ほか〕

著者等紹介

嵐山光三郎[アラシヤマコウザブロウ]
1942年、静岡県に生まれる。國學院大学文学部国文科卒。作家。平凡社『太陽』編集長を経て独立、執筆活動に専念する。1988年『素人庖丁記』により講談社エッセイ賞受賞。2000年『芭蕉の誘惑 全紀行を追いかける』によりJTB紀行文学大賞受賞(現在『芭蕉紀行』と改題)、2006年『悪党芭蕉』により泉鏡花文学賞、読売文学賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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