岩波現代文庫
「赤毛のアン」の人生ノート―あなたの夢が実現できる7つの鍵

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006021863
  • NDC分類 933
  • Cコード C0195

出版社内容情報

夢見ることで現実を変えていく方法を教えてくれるモンゴメリの作品『赤毛のアン』.著者はモンゴメリの伝えようとした「光と希望」を受け取った者の一人として,主に若い女性に向けて作品の素晴らしさとクリエイティヴな想像力を持つことの大切さを説く.luckやLoveなど七つ

内容説明

夢見ることで現実を変えていく方法を教えてくれるモンゴメリの作品『赤毛のアン』。著者はモンゴメリの伝えようとした「光と希望」を受け取った者の一人として、主に若い女性に向けて作品の素晴らしさとクリエイティヴな想像力を持つことの大切さを説く。LUCKやLOVEなど7つのキー・ワードから読み解く、よりよく生きるための人生ノート。

目次

LUCKの鍵―幸運を引き寄せるヒミツ
LAUGHTERの鍵―笑いが開く幸福のドア
LEARNINGの鍵―勉強は夢に至る階段
LOOKSの鍵―美しさは顔かたちじゃない
LUXURYの鍵―生活を薫らせる、ちょっとした贅沢
LOVEの鍵―あなたの人生を織りなすさまざまな愛
LIGHTの鍵―アンは人生を照らす光の子

著者等紹介

熊井明子[クマイアキコ]
長野県松本市に生まれる。信州大学教育学部(松本分校)修了。映画監督熊井啓と結婚。執筆のかたわら長年ポプリやハーブの研究を続け、シェイクスピアにも造詣が深い。『シェイクスピアの香り』(東京書籍)をはじめとする著作活動に対し、1999年第七回山本安英賞を贈られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

63
世の中にはたくさんの物語がありその主人公の女の子はたくさんいるけれど、アンほどたくさんの信者(笑)がたくさんいる主人公はいない。アンの前に広がる世界が自分たちの世界とは匂いも光も時の流れも違って見えるからアンの目を通してその世界を味わいたくなるのだと思う。私も学生時代に読んでしばらく間をあけてまた復活した組。夢を叶えるためには自分の心が柔らかくスポンジのように何でも受け止められる弾力が必要なのかもしれない。頑なにならず視界を広げて。また、アンに会いに図書館に行こう。アンの世界に浸りたくなった。2012/11/22

ふららん♪

5
1992年刊行,2001年再刊,2011年文庫版,とほぼ10年おきにヴァージョンアップを重ねた,熊井さんの「アン」ノート。私も何回読んだだろう,アン・ブックス自体に負けず劣らず大好きな本。アンの「腹心の友」熊井さんと,大好きなアンに飽きることがありません。今回は第1章「LUCK」が印象に残りました。辛いことの多い人生だからこそ,光と希望を見失わないように。夢と想像力は,この現実を生き抜く力になる。そして生きることによって自分を,周囲を,現実を,よい方向に変えることができる。そんな信念を,強く,感じました。2016/04/22

Gladcolza Bambootail

4
タイトルがなんか仰々しい感じがしたけども「赤毛のアン」副読本として最適だと思いました。アンの「腹心の友」や、かつてそうだった人、そうでない人、ハーブなどといった草花に興味がある人、翻訳に興味がある人は是非。アンは児童文学における「全世界の少女の友」代名詞だと思ってたけど意外に男性ファンがいることに驚き。なおシリーズ1作目しか実は読んでない人でもかなり楽しめます。ちなみに岩波現代文庫屈指の読みやすさだと思います。「夢を実現する」というより「夢を思い出す」一冊。2013/06/22

leaf

3
小さいころ、雑誌の付録についていた「ポプリの作り方」。そもそもなんて素敵な響き!と感激してはまってしまったのだけれど、この方が命名したものだったのですね。「赤毛のアン」を今、再読しています。幼いころ絵本で読んだものは好きじゃなかったんです。アンの失敗部分ばかりが載っていて、単純にお転婆で苦手だなあと。原作を読んでから、アンの性格、ギルバートという人はもちろん、元気が出る言葉や、人生観に触れて大好きに。この本は、「アンの愛情」あたりまでを読んでから読むと、特に楽しめる気がした。2012/12/27

nchiba

3
赤毛のアンが好きな人って実は結構いると思う。僕も村岡花子さん訳の赤毛のアンを何度も読んでいる。この本はアンのエピソードから著者の人生観を書いたもので、アンの幸福がその行動とどのようにつながっているのかを分析している。アン好きは「そうそう」と言いながらまた「赤毛のアン」を再読したくなるに違いない。僕も古い本を出してきて、エピソードを確かめ直したりしたら、また最初から読みたくなってしまった。「夢が実現できる」かどうかは自分次第だけど、アンの考え方について以前より深く考えながら読むことができそうな気がする。2011/09/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3166418
  • ご注意事項

最近チェックした商品