出版社内容情報
紀州太地一番の鯨漁師霧隠才蔵は,捕鯨技術練磨のための修験道修行で,三好清海入道を知り,忍術の世界に導かれる.ご存知海野六郎,筧十蔵,猿飛佐助らの忍者と共に,秀吉の朝鮮侵略戦争へ…傑作時代小説展開篇.(全5巻)
内容説明
紀州太地一番の鯨漁師霧隠才蔵は、捕鯨技術を磨くための修験道の修行で、三好清海入道を知り、忍術の世界に導かれる。様々な技術と特異な能力をもった海野六郎、筧十蔵、ご存知猿飛佐助らは、秀吉の朝鮮侵略戦争へ動員され、この乱世をいかに生きぬくのか…。闇に生き、闇に死ぬ忍者たちが甦える傑作時代小説展開篇。
著者等紹介
村山知義[ムラヤマトモヨシ]
1901‐77年。劇作家、演出家、作家。東京生まれ。21年東大哲学科を中退し、ドイツ留学。23年帰国し、前衛美術団体「マヴォMAVO」を組織。新劇舞台美術に新風をふきこむ。プロレタリア演劇運動に参加、新協劇団、戦後は東京芸術座等により新劇運動をおしすすめた
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