出版社内容情報
かつて「唐風」の受容に注力した日本美術は、平安貴族のもと優美な「和風」を確立し、鎌倉時代には大陸・半島との交流や武士の台頭を経て、多元的な展開を迎えた。この「日本的なる美」は、誰によって、いかにして創られたのか。美術史・歴史研究に影響を与えた著者唯一の単著に関連論文を付して文庫化。(解説=池田忍)
【目次】
はじめに
1 障?画の歴史――その意味と機能(一〇世紀から一三世紀)
2 古典美の時代(一〇世紀から一一世紀後期)
3 耽美の時代(一一世紀後期から一二世紀後期)
4 多元的展開の始まり(一二世紀後期から一三世紀)
参考文献
関連論文
名所絵の成立と展開
日本の絵を読む――単一固定視点をめぐって
日本の障壁画にみるジェンダーの構造――前近代における中国文化圏の中で
岩波現代文庫版解説……………池田忍
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