出版社内容情報
「交換」から生じる目に見えない謎の「力」――。物理的ではない観念的、霊的なこの「力」によって人間と社会は知らない間に動かされている。資本主義の物神と国家という怪物がもたらす危機の克服には交換様式の転換が必要である。世界史の構造を規定する力を交換様式で読み解き、二一世紀に『資本論』を継ぐ、未来への書。
【目次】
内容説明
「交換」は謎の奇怪な「力」を生む。そして、その力が歴史を通じて人類を動かしてきた。資本主義の物神と国家という怪物がもたらす、戦争をはじめとする危機の根底には、交換の力が働いている。そして、危機に立ち向かう力もまた、交換のうちに秘められている。二一世紀に『資本論』を継ぐ「交換様式論」の集大成。
目次
第一部 交換から来る「力」(予備的考察 力とは何か;交換様式Aと力;交換様式Bと力;交換様式Cと力;交換様式Dと力)
第二部 世界史の構造と「力」(ギリシア・ローマ(古典古代)
封建制(ゲルマン)
宗教改革と絶対王政)
第三部 資本主義の科学(経済学批判;資本=ネーション=国家;資本主義の終わり)
第四部 社会主義の科学(社会主義の科学1;社会主義の科学2;社会主義の科学3)
著者等紹介
柄谷行人[カラタニコウジン]
1941年生まれ。思想家。2022年「哲学のノーベル賞」米バーグルエン賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
本屋のカガヤの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Sam
40
長年の課題本。文庫化を機についに読んだ。20年前の「世界共和国へ」から提示されてきた4つの交換様式が理論と歴史の両面から徹底的に語られる。鮮やかな論述に感心しながらも正直「交換様式D」というものを理解できた自信は全くない。文春新書「『力と交換様式』を読む」が素晴らしいガイドとなってくれたが、その中にある大澤真幸の「この本は、語り得ないこと、本来は語ることが不可能なことが書かれているという不穏な魅力を発している」というコメントはまさにその通りだと思った。いつか再読して本書の真の価値を理解してみたいものだ。2026/04/22
逆丸カツハ
23
私の希望です。みんな柄谷行人を読もう(T_T)2026/03/29
-
- 電子書籍
- 運動指導者が断言!ダイエットは運動1割…




