岩波現代文庫<br> 納得の構造―思考表現スタイルの日米比較

個数:
電子版価格
¥1,672
  • 電子版あり

岩波現代文庫
納得の構造―思考表現スタイルの日米比較

  • ウェブストアに7冊在庫がございます。(2026年01月09日 14時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 332p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006004903
  • NDC分類 376.2
  • Cコード C0137

出版社内容情報

日本人の説明のわかりにくさは説明の「順番」にあった! 私たちは何を根拠に〈納得〉するのか。その謎を、独創的な作文実験と日米の作文・歴史教育から解き明かす。論理と合理性、能力が文化的に生成されることを実証した画期的な書がついに文庫化。これからの多元的な世界を生き抜くすべての人々に必読の書。


【目次】

 はじめに

第1章 叙述の順番と論理のシステム
  順番に現れる論理
  日本とアメリカの作文構造――起承転結とエッセイ
  日本とアメリカの歴史叙述――前進する勢いと遡って探る原因
  日米大学生の比較研究
  二つの基本構造

第2章 順番のマジック――四コマ漫画の作文実験
 1 日米の子どもたちは同じ絵をどう説明するか
  四コマ漫画の作文実験
  自由課題――ものを述べる順番に違いはあるか
  条件課題――原因は何か
  補完のパターン――コメントと感想
  感情的な方向づけ
 2 日本人児童の作文の特徴
  時系列構造と語りの特性
  日本人児童の作るお話
  時系列で原因を述べる工夫
  時系列の説明スタイルの特徴
 3 アメリカ人児童の作文の特徴
  多様性はどこからくるのか
  アメリカ人児童の視点
  因果律の説明スタイルの特徴

第3章 いかに書くか――作文指導と創造力
 1 日本とアメリカの小学校
 2 アメリカの作文教育
  書く技術の向上
  アメリカの作文評価基準
  アメリカで「創造力」とは?
  アメリカの作文教育が目指すもの
 3 アメリカの作文指導――創造性開発の訓練
  異なる様式(ジャンル)の習得
  エッセイはどう書くか
  クリエイティブ・ライティングはどう書くか
  いかに評価するか
  アメリカの個性と創造力――様式の選択と組み合わせ
  個性と創造力の処遇――賞賛と叱責
 4 日本の作文指導
  生き生きとした気持ちの表現
  感動する心の育て方――感想文はどう書くか
  共感と激励――批判と採点の回避
  日本の個性と創造力――ジャンルを超える感情表現
  個性と創造力の処遇――心情的な支援
 5 作文実験の謎解き

第4章 二つの日米逆転現象
 1 自由と規範のパラドックス――個性と創造力のあり方
 2 作文教育の歴史の逆転――書くことを通じて求められる能力
 3 見たまま、感じたままを素直に綴る――日本の「学校作文」の誕生と変遷
  大正期の〈子ども〉の発見
  明治期――「発見」以前の型式・模倣主義
  大正期――綴り方の創造
  昭和期――生活綴り方と国民学校の綴り方
  戦後の作文教育
  〈子ども〉は解放されたか――学校作文の歴史的パラドックス
 4 アメリカ作文教育の源流と革新
  アメリカ作文教育のルーツ
  二〇世紀作文教育の基礎
  アメリカの中産階級精神と科学信奉
  心理学と作文評価の数値化
  クリエイティブ・ライティングの全盛期
  作文教育の空白期と総合言語運動
  高等教育の大衆化とエッ

内容説明

日本人の説明のわかりにくさは説明の「順番」にあった!私たちは何を根拠に〈納得〉するのか。その謎を、独創的な作文実験と日米の作文・歴史教育から解き明かす。論理と合理性、能力が文化的に生成されることを実証した画期的な書がついに文庫化。これからの多元的な世界を生き抜くすべての人々に必読の書。

目次

第1章 叙述の順番と論理のシステム
第2章 順番のマジック―四コマ漫画の作文実験
第3章 いかに書くか―作文指導と創造力
第4章 二つの日米逆転現象
第5章 いかに語るか―歴史教育と分析力・共感力
第6章 正しい行動の二つのパターン―目標と評価をつなぐもの
第7章 スタイルの衝突
第8章 ポストモダニズムを超えて

著者等紹介

渡邉雅子[ワタナベマサコ]
1998年コロンビア大学大学院博士課程修了。Ph.D.(博士・社会学)。東京大学社会科学研究所、国際日本文化研究センターを経て、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授。専門は知識社会学、比較教育、比較文化。日本学術会議連携会員、中央教育審議会専門委員、日本教育学会理事、日本教育社会学会推薦理事・代議員を務める。著書に『論理的思考とは何か』(岩波新書、2024年。第34回山本七平賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

79
この著者の本は岩波新書で昨年出版の「論理的思考とは何か」と今年の「共感の論理」を読んで印象深かったので2004年に出版され最近再刊されたばかりのこの本を手に取りました。興味深い本で、日米の思考表現のスタイルがかなり違うということでの説明があります。日本人は起承転結型の文章を幼児から教え込まれていますがアメリカでは「演繹型」エッセイを書くことが求められているようです。非常にしっくりとくる説明でした。2025/11/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22979655
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品