岩波現代文庫<br> 現代(いま)を生きる日本史

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岩波現代文庫
現代(いま)を生きる日本史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 414p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006004576
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0121

出版社内容情報

ひたすら暗記の「受験日本史」とも、専門分化しすぎて難解な「日本史研究」とも一線を画す、面白くて信頼できる歴史叙述へ。ユニークな題材と、最新の研究成果を踏まえた親しみやすい叙述によって、縄文時代から現代にいたる各時代の特質と、そこに生きた人々の姿を鮮やかに描き出すとともに、歴史と現代のつながりを問う。大学の教養科目の講義から生まれた、斬新な〝一冊で読める日本史″。

内容説明

ひたすら暗記の「受験日本史」とも、難解な「日本史研究」とも異なる、面白くて確かな歴史叙述へ!全15講を通じて、時代の特質とそこに生きた人々のリアルな姿を、最新の研究成果を踏まえた親しみやすい叙述で描き出すとともに、歴史と現代のつながりを問う。大学の教養科目の講義から生まれた、ユニークな日本通史、待望の文庫化!

目次

縄文時代は「日本史」なのか―人類史のなかの環状列石
律令国家の理想と現実―巨大計画道路の謎
平安朝の女性たち―うわなり打ちの誕生と婚姻制度
武士の登場―武力の実態とその制御
室町文化―「闘茶」体験記
戦国大名と百姓―戦乱のなかの民衆生活
江戸時代の村―鉄火裁判と神々の黄昏
士農工商?
鎖国の内実―江戸時代の人びとの自他認識
暴力化する社会―経済格差と私慾の広がり
ペリー来航のショック―日本とは何かという問いかけ
文明開化のなかの大衆芸能―松方デフレと三遊亭円朝
植民地朝鮮・台湾から見た日本―アジアのなかで生きる現代
「基地の島」の現実を知り、平和の内実を考える
現在(いま)を生きる日本史

著者等紹介

須田努[スダツトム]
1959年生まれ。明治大学情報コミュニケーション学部教授。日本近世・近代史

清水克行[シミズカツユキ]
1971年生まれ。明治大学商学部教授。日本中世社会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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評価

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感想・レビュー

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てつ

27
受験日本史から本格的な日本史を学ぶ橋渡しを目指すという本書。この種の本はないではなかったけれど、受験日本史をさらに詳しくするものでした。本書は問題意識を与えてくれる良書だと思います。2024/05/03

さとうしん

12
縄文時代の歴史は「日本史」なのか?という問いからはじまり、日本史の中の暴力を問題にしたり、民衆のふるまいや鉄火起請、闘茶などの風俗習慣を取り上げたりと少し変わった日本史講座。本書を読むと武士という存在がかなり異様に見えてくる。また闘茶の席で参加者が平等な立場で楽しめるように工夫がこらされたという話も面白い。「現代」の視点で歴史を見るとはこういうことなのかと気付かされる本。2024/11/04

ほし

11
子どもの頃から暗記という行為が嫌いだったせいで、歴史というものにあまり親しみを持てないまま大人になってしまったのですが、この本を読み、その面白さに驚きました。古代の道路や室町時代の茶の文化、江戸時代の村における裁判など、多様なトピックを取り上げながら、それぞれの時代に生きる人たちの心性が立体的に描き出されています。現代を生きる私達がそれと向き合うことで何が見えてくるのか。うねりの中、かつて帝国への道を進み、瓦解した日本。本を読みながら、まるで歴史の方から自分が見られ、問われているように感じました。2022/12/22

kuukazoo

10
室町ハードボイルドの清水氏と『幕末社会』(岩波新書)が面白かった須田氏による全14講の日本通史。大学の教養科目の日本史のテキストとして刊行されたものの文庫化で、通勤電車で面白く読んだ。中でも植民地にされた韓国や台湾、そして沖縄についての章を読み、よく知らないままで来てしまったなぁと痛感...折々学び直さねばと思う。また最終講では歴史学の歴史や歴史を学ぶ意味についても述べられ、最初から最後までとても学びの深い1冊だった。2023/06/30

浅香山三郎

8
歴史を学ぶ上での視座・論点を、それぞれの時代の社会の構造の特色に着目したり、いまに通じる問題系に接続してみたりして、とらへてみやうとする試み。古代の道路と律令国家のイデオロギー、うわなり打ちといふ慣習の機能、武士たちの論理と倫理、寄合・一揆の論理と排他性、戦国領主と地域社会、など社会の在り方がメインに据ヘられることで、用語を覚へる日本史よりも先にある、日本史の奥深さを提示する。2023/04/22

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