出版社内容情報
生き物図鑑とドリトル先生の大好きな少女が、いかにして進化生物学者になったのか。 それまで通説だった「群淘汰」「種の保存」という考えの誤りに気づき、むしろ「遺伝子淘汰」「性淘汰」の考えこそ重要なのだと認識し、進化生物学者として成長していく著者の人生の歩みと、人間の進化と適応に関する興味深い話が語られる。
内容説明
生き物図鑑とドリトル先生の大好きな少女が、いかにして進化生物学者になったのか。それまで通説だった「群淘汰」「種の保存」という考えの誤りに気づき、むしろ「遺伝子淘汰」「性淘汰」の考えこそ重要なのだと認識し、進化生物学者として成長していく著者の人生の歩みと、人間の進化と適応に関する興味深い話が語られる。
目次
豊かな自然と図鑑たち
博物学者になりたい
進化と行動研究への足がかり
ニホンザルの研究と「種の保存」の誤り
アフリカの日々
群淘汰との闘い
博士論文を書く
ケンブリッジへ
ケンブリッジ大学とイェール大学
ダーウィンとの出会い
科学とは何か?
人間の進化と適応を考える
動物の世界から性差を考える
ヒトにおけるセックスとジェンダー
著者等紹介
長谷川眞理子[ハセガワマリコ]
1952年生まれ。東京大学大学院理学系研究科人類学専攻博士課程修了。理学博士、現在、総合研究大学院大学学長。専門は行動生態学、自然人類学、進化生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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