岩波現代文庫<br> 近代家族の成立と終焉 (新版)

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岩波現代文庫
近代家族の成立と終焉 (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 542p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006004156
  • NDC分類 361.63
  • Cコード C0136

出版社内容情報

家族はどこから来てどこへ行こうとしているのか。「ファミリィ・アイデンティティ」の視点から、揺れ動く家族の現実を鮮やかに浮き彫りにするとともに、近代家族の成立を歴史社会学的に位置づけた著者の代表作を文庫化。戦後日本の男性知識人の心理を鋭く抉り出した「戦後批評の正嫡 江藤淳」などを新たに収録。

内容説明

家族はどこから来てどこへ行こうとしているのか。著者独自の「ファミリィ・アイデンティティ」の視点から、揺れ動く家族の現実を鮮やかに浮き彫りにするとともに、近代家族の成立を歴史社会学的に位置づけた、オリジナルで刺激的な「家族の社会学」。戦後日本の男性知識人の心理を鋭く抉り出した「戦後批評の正嫡 江藤淳」などを新たに収録する。

目次

1 近代家族のゆらぎ(ファミリィ・アイデンティティのゆくえ;家族の臨界―ケアの分配公正をめぐって;家族、積みすぎた方舟;女性の変貌と家族)
2 近代と女性(日本型近代家族の成立;家族の近代;女性史と近代)
3 家族学の展開(「梅棹家庭学」の展開;技術革新と家事労働)
4 高度成長と家族(「母」の戦後史;「ポスト思秋期」の妻たち)
5 性差別の逆説(夫婦別姓の罠;生きられた経験としての老後;「女縁」の可能性;性差別の逆説―異文化適応と性差)

著者等紹介

上野千鶴子[ウエノチズコ]
1948年富山県生まれ。1977年京都大学大学院社会学博士課程修了。現在、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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とりぞう

2
上野千鶴子論文集。「新しい加熱機器としてのマイクロウェーブ(電子レンジ)の利用は、いったん熟練化した家事労働を、非熟練化し、したがって個別化するのに貢献した」とか「冷凍冷蔵庫・電子レンジ・電子ジャーの三点セットは、家族いっせいの食事とその際に食物の分配権を握る主婦の権利と義務を無意味化した」なんていう家事論も面白かった。2024/03/02

rymuka

2
読書録あり → http://rymuka.blog136.fc2.com/blog-entry-104.html2023/09/15

さな

1
再読したい。「伝統」その起源を当たり前と思うべからず2021/01/02

newpapa

0
 非常に面白かったです。学術的なことは語れませんが、洗濯物と洗濯機と情勢の家事時間に関する考察は非常に面白かったです。その当時のマスメディアの様子も見たくなりました。  個人的には梅棹さんの本を若いときによく読んでいて、その名前をこの本で見ることができ、また梅棹さんの本を読みたくなったのが、偶然の産物でした。2023/05/03

redhotkick

0
25年前に刊行された書籍の新版で、追加の章が挿入されています。ただ、元の記述も現時点から見て目新しいと感じました。家族としての判断している範囲と実際の家族関係との違いがあり、色々な形態の家族が存在すると頭では理解していてもなかなか実感はわかないものだが、インタビューで生々しく説明されている。 家族関係として従来からあるものと普通に感じていることも、実際は近代になって初めて成立したものであったりすることも興味深い。2023/02/06

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