出版社内容情報
人生において考えることは闘うこと――哲学者・永井均氏の、「常識」を突き崩す思考過程がたどれる論文集。「自己」「道徳」「言語」など、永井氏が長年哲学のテーマとしてきた問題群が、様々な文章を通して浮び上る!
内容説明
人生において考えることは闘うこと―斬新な哲学で知られる著者の最新の思考過程がたどれる論文集。「自己」とは、「道徳」とは、そして「言語」とは何か?これまで著者が長年哲学のテーマとしてきた問題群が、人生相談、エッセイ、論文など様々なジャンルの文章を通して浮び上る。単行本版よりさらに内容を刷新、収録論文を精選。「常識」を突き崩し、真に考える力を養う、永井哲学ワールドの冒険へと誘う論文集の決定版。
目次
0 人生
1 自己(“私”が存在することの意味;自己という概念に含まれている矛盾)
2 倫理(ニヒリズムとしての哲学;馬鹿げたことは理にかなっている―社会問題を超える/の根底にある哲学的な問い)
3 存在(現実性について;なぜ世界は存在するのか―なぜわれわれはこの問いを問うことができないのか)
4 言語(語りえぬものを示す(野矢茂樹『語りえぬものを語る』一八章における私的言語論の批判;時間を隔てた他者の可能性としての私的言語の可能性))
著者等紹介
永井均[ナガイヒトシ]
1951年東京生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得。専攻は哲学・倫理学。千葉大学教授などを経て、日本大学文理学部哲学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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