出版社内容情報
「一身独立」を熱く説き、近代への転換を体現した福沢諭吉。激動の生涯を克明に跡づけ、思想的転回の意味を歴史の中で問い直す評伝。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
本命@ふまにたす
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民衆思想史研究者による、福沢諭吉の評伝。割とスタンダードな内容で、また福沢の言説の検討を中心にしながらも、個人的な事柄についても触れているので、飽きずに読め通せた。2021/06/30
AI
0
「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず。」学問のすすめの著者、慶応大学の創始者、「一身独立して一国独立」を熱く説いた福沢諭吉。その功績と限界を分かりやすく解説した本。2019/08/16
T
0
レポート作成の参考資料として全部読んだ。 福翁自伝さえ読んでおけば読み物として楽しめると思う。 本人の無意識のうちになされたことを評価する、これが伝記の役割らしい。 なるほど。2018/06/20