出版社内容情報
フランス革命に多大な影響を与えた思想家ジャン-ジャック・ルソー(1712─1778)は,文明批判,歴史哲学,経済理論,教育理論,政治理論,宗教思想,音楽ときわめて多岐におよぶ分野で文筆活動をおこなった.その人と生涯,思想の全体像を政治思想の泰斗が一般向けに平易に語る本書は,ルソー入門の決定版である.[解説=吉岡知哉]
内容説明
フランス革命に多大な影響を与えた思想家ジャン‐ジャック・ルソー(一九一二‐七八)は、文明批判、歴史哲学、経済理論、教育理論、政治理論、宗教思想、音楽ときわめて多岐におよぶ分野で文筆活動をおこなった。その人と生涯、思想の全体像を政治思想の泰斗が一般向けに平易に語る本書は、ルソー入門の決定版である。付論として「文明の現在―ルソーに引照して」を併載。
目次
1 思想家ルソー(ルソーの影響力;思想の特質;わたくしのルソー研究)
2 ルソーの人と生涯(幼少年時代;依存時代;思想的立場の確立;田園生活;著作活動と迫害;無実の訴え)
3 ルソーの著作(文明批判;秩序と徳性―『新エロイーズ』の世界;人間の教育―『エミール』の世界;公民の共同体―『社会契約論』の世界)
付論 文明の現在―ルソーに引照して
著者等紹介
福田歓一[フクダカンイチ]
1923‐2007年。東京大学法学部教授、明治学院大学学長を歴任。東京大学名誉教授。政治哲学。政治学史の深い学識をもって現実政治を批判的・原理的に考察した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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