出版社内容情報
科学をめぐるポストモダンの「言説」の一部が「当世流行馬鹿噺(ファッショナブル・ナンセンス)」に過ぎないことを示し,欧米で激論をよんだ告発の書.名立たる知識人の著述に見られる科学用語の明白な濫用の数々.人文系と社会科学にとって本当の敵は誰なのか? 著者らが目指すのはサイエンス・ウォーズ"ではなく,科学と人文の間の真の対話である."
内容説明
科学をめぐるポストモダンの「言説」の一部が「当世流行馬鹿噺」に過ぎないことを示し、欧米で激論をよんだ告発の書。名立たる知識人の著述に見られる科学用語の明白な濫用の数々。人文系と社会科学にとって本当の敵は誰なのか?著者らが目指すのは“サイエンス・ウォーズ”ではなく、科学と人文の間の真の対話である。
目次
1 はじめに
2 ラカン
3 クリステヴァ
4 第一の間奏―科学哲学における認識的相対主義
5 イリガライ
6 ラトゥール
7 第二の間奏―カオスと「ポストモダン科学」
8 ボードリヤール
9 ドゥルーズとガタリ
10 ヴィリリオ
11 ゲーデルの定理と集合論―濫用のいくつかの例
12 エピローグ
著者等紹介
ソーカル,アラン[ソーカル,アラン][Sokal,Alan]
1981年プリンストン大学で物理学の博士号を取得。現在、ニューヨーク大学教授、ロンドン大学ユニヴァーシティカレッジ教授
ブリクモン,ジャン[ブリクモン,ジャン][Bricmont,Jean]
1977年ルーヴァン大学で物理学の博士号を取得。現在、ルーヴァン大学教授
田崎晴明[タザキハルアキ]
学習院大学理学部
大野克嗣[オオノヨシツグ]
イリノイ大学アーバナ・シャンペイン校物理学科
堀茂樹[ホリシゲキ]
慶応義塾大学総合政策学部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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