岩波現代文庫
かぶき入門

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  • サイズ 文庫判/ページ数 250,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006001636
  • NDC分類 774
  • Cコード C0174

内容説明

歌舞伎の美と力、その魅力を解明した碩学による名著。現代演劇との比較を通して歌舞伎の本質をとらえ、古代・中世の芸能など前史にもふれながら阿国歌舞伎から江戸の全盛期を経て近代に至るまでの歴史を叙述。劇場の構造、観客と批評、役柄、作劇術、セリフ、音楽と舞踊、衣裳・かつら・化粧、舞台・道具・照明などについて解説し、歌舞伎の社会性を論ずる。

目次

第1章 かぶきの生き方
第2章 かぶきの本質
第3章 かぶきの歴史
第4章 かぶき劇場
第5章 かぶきの見物
第6章 かぶき役者
第7章 かぶきのドラマツルギー
第8章 俳優術と演出
第9章 かぶきと社会性

著者等紹介

郡司正勝[グンジマサカツ]
1913‐98年。演劇学者。札幌市生まれ。早稲田大学国文科卒業。60‐84年早稲田大学教授。戦後の歌舞伎研究をリードし、日本文化全般の研究にも及んだ。また歌舞伎、日本舞踊、舞踏などの舞台の創造にも精力的にかかわった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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