出版社内容情報
ケーニヒスベルグの橋渡り,ハミルトンの世界周遊戯,魔方陣などのゲームを題材にとり,数学的発想を武器に見事解決,類体論の創造で世界的に名を知られる数学者が,数学的な物の見方,数学の面白さを存分に伝える.
内容説明
複雑な式、奇怪な記号、耳慣れぬ術語…。だからといって数学を嫌うなかれ。それらは約束された合言葉にすぎず、数学的な物の見方こそが本質、と著者。ケーニヒスベルグの橋渡り、ハミルトンの世界周遊戯、魔方陣などのゲームを題材にとり、数学的発想を武器に見事解決、類体論の建設で世界的に名を知られる数学者が、数学の面白さを存分に伝える。
目次
ケーニヒスベルグの橋渡り
ハミルトンの世界周遊戯
隣組、地図の塗り別け
十五の駒遊び
魔方陣
士官三十六人の問題―オイラーの方陣
著者等紹介
高木貞治[タカギテイジ]
1875‐1960年。岐阜県生まれ。数学者。1897年東京帝国大学卒業。翌年ドイツに留学、ベルリンおよびゲッティンゲン大学に学ぶ。1904‐36年東京大学教授。類体論の建設で世界的に知られる。第一回フィールズ賞選考委員。40年文化勲章受賞
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感想・レビュー
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