出版社内容情報
社会や文化に接するなかで,学び,成長していく10代の若者たち.いまを生きる彼らの声と,彼らに期待を寄せる人びとの熱いメッセージが交錯する.便利な「ジュニア新書」の読書ガイドと刊行400点の全書目・索引も収録.
内容説明
社会や文化に接するなかで、悩みながら、学び、成長していく若者たち。今を生きる彼らの思いと、若者に期待する先輩たちからのメッセージが交錯する。高校の先生方による「ジュニア新書」の読書ガイドと、これまで刊行した書目の総目録・索引を収録。四〇〇点刊行記念出版。
目次
1 今を生きる(時代の中の高校生;「共に生きる社会」をつくろう;読書するということ;いま「戦争」を考える;「軍隊をすてた国」を製作して ほか)
2 私のすすめる岩波ジュニア新書(ことばをみがこう;英語を学ぶために;日本人の文化を考える;今を生きるために;科学を学ぶおもしろさ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルーツ・リー
5
読書という行為は、個人的なものではあるが、それでも、その射程は社会を捉えていなければならないと感じた。 本を読んで「知識」だけを得たのではいけない。本を読んで、何かの知識を得たら、それが世の中で本当に通用するものなのか、確かめなくてはならない。 それは、自分の頭の中だけでは完結できず、社会に、他者に、接する事によってのみ完成されるものだ。 独断に陥った知識は、或いは有害にすらなり得るかも知れない。 知識は、社会で実際に使えてこそのものであって、その社会とのつながりを、岩波新書の本たちは、教えてくれている。2022/11/04
あなたの弟
2
ちょこちょこ面白かった★22014/11/02
しゅんぺい(笑)
1
やっぱり岩波ジュニア新書はもっと読むべきかなあ。戦争とか歴史とか科学とか、あんまりいままで手出してこーへんかったけど、ジュニア新書なら信用できるしな。2020/03/28
Isuke
0
岩波ジュニア新書400冊記念出版。中学校や高校の先生がたの寄稿が多く載っています。先生って先生らしい文章を書くなあ、と感心しました。どんな本を読もうか迷っている人の良い手引にもなりそうです。大学生の石川直樹さんが文章を書いていたので購入しました。2009/07/29