出版社内容情報
タヌキはまぬけ、カラスは不気味、オオカミは邪悪? 正しい知識ではなく、イメージで動物を判断していませんか? 自然から離れてくらす人が増え、動物の本当の姿や生き物同士のつながりを知る機会が失われています。動物たちと向き合うためには何が必要か? 自らの体験や科学的知見を通して語るベテラン生態学者からのメッセージ。
内容説明
タヌキはまぬけ、カラスは不気味、オオカミは邪悪?イメージで動物を判断していませんか?自然から離れて暮らす人が増え、動物の本当の姿や生き物動同士のつながりを知る機会が失われています。動物たちと向き合うためには何が必要なのか?自らの体験や科学的知見を通して語る、ベテラン生態学者からのメッセージ。
目次
1章 東京のタヌキ(タヌキを調べる;タヌキの食べ物を調べる ほか)
2章 昭和という時代(私の育った時代 小学校まで(1950年代)
私の育った時代 中学時代から(1960年代))
3章 都市と人のくらし(トイレの変化;都市生活とゴミ ほか)
4章 都市と野生動物(野生動物のロードキル;野生動物の都市への出没)
5章 みなさんと生きものの未来(ビーバー―大きい視点で自然の原理をとらえる;日本列島に生きるということ ほか)
著者等紹介
高槻成紀[タカツキセイキ]
1949年生まれ。東北大学大学院理学研究科修了、理学博士。東北大学、東京大学、麻布大学を歴任し、2015年に定年退職。ニホンジカと植生の関係の研究から、アジアゾウ、モウコガゼルなどの保全生態学に展開。また哺乳類の食性を軸に生物種間の関係を研究。現在は都市の野生動物や植物の調査をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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