岩波ジュニア新書<br> 人は見た目!と言うけれど―私の顔で、自分らしく

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岩波ジュニア新書
人は見た目!と言うけれど―私の顔で、自分らしく

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005009268
  • NDC分類 K361
  • Cコード C0236

出版社内容情報

もし自分の顔に、目立つあざや傷あとがあったら…? そうした症状をもつ人たちが直面する、いじめや差別などの困難--見た目問題。当事者と共に悩み、失敗をくり返しながら解決に取り組んできた著者が、脱毛症、口唇口蓋裂、アルビノなど様々な症状の人たちの体験を伝え、家族や先生など周りの人はどう関係を築けばよいのかを考える。

内容説明

もしもあなたの顔に目立つアザがあったら?病気で髪が抜けてしまったら?そうした症状をもつ人たちが直面する、いじめや差別などの困難―見た目問題。7人の当事者たちの体験、周りの人たちはどう関係を築けばよいのか、当事者をいじめた人が大人になって感じていること…様々な視点から、見た目と生き方を問い直す。

目次

第1部 当事者を生きて(理想の自分を求めて 全頭型円形脱毛症―森田太郎さん(仮名)38歳
自分を好きになれなかった理由 アルビノ―神原由佳さん25歳
言わなくてもいい ロンバーグ病―村下優美さん30歳
人とのつながりで、自分を取り戻す 全身型円形脱毛症―町山満男さん(仮名)48歳
「見た目」を気にしなくなったのは 小耳症―西村八重さん(仮名)33歳
症状はなくならないけれど 口唇口蓋裂―鹿島崇之さん41歳
ある日突然、体の一部を失って 事故による指の欠損―杉田真梨さん39歳)
第2部 当事者をとりまく人たち(家族;友人;恋人・パートナー;学校の先生;医師;たくさんの人を傷つけて;いじめてしまった私 いじめられた私;いじめと「見た目」)

著者等紹介

外川浩子[トガワヒロコ]
東京都墨田区生まれ。慶應義塾大学通信教育課程文学部卒業。NPO団体を経て独立。NPO法人マイフェイス・マイスタイル代表。2006年、実弟の外川正行とマイフェイス・マイスタイルを設立。見た目に目立つ症状をもつ人たちがぶつかる困難を「見た目問題」と名づけ、交流会や講演などを通して問題解決をめざし、「人生は、見た目ではなく、人と人のつながりで決まる」と伝え続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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アキ

83
見た目問題の解決を目指すマイフェイスという団体を20年も続けている。若い頃顔にやけどのあとを持つ男性とつき合い、別れるときに「君と会えて、生きることが少し楽になった」と告げられたのがきっかけだという。当事者たちとこの本を作り上げ、インタビューが中心の構成だが本当にケースバイケースだなと感じた。小学校の頃こころない言葉に傷つきSNSで同じ境遇の人たちと話し合って楽になっていく人が多いと感じた。この本で自校の高校の先生が隻眼だったことを思い出した。今考えるとその先生の存在自体がメッセージだったのかもしれない。2021/03/25

けんとまん1007

42
果たして、自分はどうなんだろうと考える。「マイエフィス・マイスタイル」のことは知っていて、なるほどと考えることも多い。ふと想い出した。この中で取り上げられている例に該当する同級生がいたこと。小学校・中学校の同級生。今、考えてみても、全く意識していなかったし、同じように接していた。確かに、見た目・・・服装、髪の色、話す言葉、態度など、要素はいろいろある。そこで、判断して、そこで止まっていることも多いのではと思う。ここから広げて考えてみたい。2022/10/30

コニコ@共楽

19
表紙のイラストの明るい表情に惹きつけられる。先天的な場合や症状が出たり出なかったりと悩んだり、いじめられたりという経験を当事者がしっかり受け止めて、見た目問題をきちんと自分の言葉で語っている。親や学校の先生への思いもプラスに働く場合とそうでない場合も綴られていて考えさせられた。中でも、重要だと思ったのが、同じ悩みを抱える当事者の自助グループの役割だ。時間がかかっても気持ちを分かち合える仲間の言葉が力になっているのが印象に残る。2020/12/25

Aby

6
先天的あるいは後天的に「見た目」に問題を抱えている当事者,周囲の人たち(家族やパートナー,いじめた人も)がどのように考え,感じているのか.帯の「『人は見た目じゃないよ』そんな『きれいごと』すら語られなくなったいま この問題をあえて問おう」に,「見た目重視」の呪いが解けるのだろうか.◆岩波ジュニア新書なので中高生向けに書かれている.2023/06/24

タバサ

5
 顔や体に症状があって、見た目が大勢と違っている人たちを取り巻く状況を、当事者、周りの人々の証言を中心に取り上げた本。アルビノや口唇口蓋裂、脱毛症などの当事者がどのように自分を見ているか、その症状故に苦労した事を語っています。また、後半は、周りの大人の対応が書かれており、親や先生など大人に読んで欲しい内容です。2022/03/27

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