出版社内容情報
もし自分の顔に、目立つあざや傷あとがあったら…? そうした症状をもつ人たちが直面する、いじめや差別などの困難--見た目問題。当事者と共に悩み、失敗をくり返しながら解決に取り組んできた著者が、脱毛症、口唇口蓋裂、アルビノなど様々な症状の人たちの体験を伝え、家族や先生など周りの人はどう関係を築けばよいのかを考える。
内容説明
もしもあなたの顔に目立つアザがあったら?病気で髪が抜けてしまったら?そうした症状をもつ人たちが直面する、いじめや差別などの困難―見た目問題。7人の当事者たちの体験、周りの人たちはどう関係を築けばよいのか、当事者をいじめた人が大人になって感じていること…様々な視点から、見た目と生き方を問い直す。
目次
第1部 当事者を生きて(理想の自分を求めて 全頭型円形脱毛症―森田太郎さん(仮名)38歳
自分を好きになれなかった理由 アルビノ―神原由佳さん25歳
言わなくてもいい ロンバーグ病―村下優美さん30歳
人とのつながりで、自分を取り戻す 全身型円形脱毛症―町山満男さん(仮名)48歳
「見た目」を気にしなくなったのは 小耳症―西村八重さん(仮名)33歳
症状はなくならないけれど 口唇口蓋裂―鹿島崇之さん41歳
ある日突然、体の一部を失って 事故による指の欠損―杉田真梨さん39歳)
第2部 当事者をとりまく人たち(家族;友人;恋人・パートナー;学校の先生;医師;たくさんの人を傷つけて;いじめてしまった私 いじめられた私;いじめと「見た目」)
著者等紹介
外川浩子[トガワヒロコ]
東京都墨田区生まれ。慶應義塾大学通信教育課程文学部卒業。NPO団体を経て独立。NPO法人マイフェイス・マイスタイル代表。2006年、実弟の外川正行とマイフェイス・マイスタイルを設立。見た目に目立つ症状をもつ人たちがぶつかる困難を「見た目問題」と名づけ、交流会や講演などを通して問題解決をめざし、「人生は、見た目ではなく、人と人のつながりで決まる」と伝え続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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アキ
けんとまん1007
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Aby
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