岩波ジュニア新書<br> ものがたり日本音楽史

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岩波ジュニア新書
ものがたり日本音楽史

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  • サイズ 新書判/ページ数 242p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005009091
  • NDC分類 K762
  • Cコード C0273

出版社内容情報

縄文の楽器から,雅楽・能楽・歌舞伎・文楽,現代邦楽まで――日本音楽と日本史の流れがわかる充実の一冊!

内容説明

はるか縄文の昔から、日本にはさまざまな音楽が育まれてきました。素朴な鈴や石の笛に始まり、仏教音楽の伝来、雅楽・能楽・歌舞伎・文楽の誕生と変化、文明開化による西洋音楽の導入、そして現代邦楽―。政治や宗教とも深く結びついた音楽の歴史をたどれば、日本の歴史の流れも見えてきます。コンパクトな決定版!

目次

第1章 古代(音楽の定義;楽器の定義と縄文時代の楽器 ほか)
第2章 中世(中世という時代;中世に共通する特徴 ほか)
第3章 近世(近世という時代;琉球の音楽 ほか)
第4章 近代(明治時代の文明開化;教育における文明開化 ほか)
第5章 現代(敗戦国日本と音楽;民謡と民俗芸能 ほか)

著者等紹介

徳丸吉彦[トクマルヨシヒコ]
1936年、東京生まれ。聖徳大学教授、お茶の水女子大学名誉教授。音楽学、とくに民族音楽学を専攻。日本とアジアの音楽を国内外で紹介。日本音楽と西洋音楽を愛好する家庭で育つが、戦争で家が焼かれて三味線もピアノもなくなったために、音楽を始めたのは遅かった。しかし子供の頃から音楽と音楽に対する考え方が多様であることを意識し、日本音楽に対する日本社会の扱いに疑問を抱いていた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サケ太

22
日本音楽を古代から推察し、変遷をたどっていく。西洋と同じで音楽には宗教がどうしても絡んでいく。日本の音楽の歴史は意外と古く、専門的なものから貴族の教養となっていく。日本音楽は脈々と受け継がれていったのは、それを専門とする人々がいたから。戦後の西洋音楽の優遇は確かに感じる。学校教育で、日本音楽やその楽器に触れる経験はほとんどない。この国に残るものを継承する為の入り口として学校教育に取り入れるのは必要では、と感じた。世界最古の印刷楽譜『云何唄』の存在を知れたのは面白い。2020/01/16

崩紫サロメ

12
縄文時代から現代に至るまでの日本の音楽について論じた概説書。とてもバランスがよくわかりやすい。著者は音楽を「人間が組織付けた音響」ととらえ、人間と音楽の関係について総合的に論じている。宗教や演劇は勿論のこと、外交などの政策の視点からの記述もしっかりしている。個人的には江戸時代の明楽・清楽の流行から江戸時代の日本における中国文化の流行が見られる点など、興味深い。2020/02/13

はちめ

10
ジュニア新書の内容だが知らないことが多かった。日本音楽史という切り口が新鮮。琴や三味線や尺八について日本古典音楽という認識はあっても、現代音楽という認識はない。本来であれば学校教育の中で和楽器や日本音楽史についても触れるべきなんだと思う。取りあえず、家にある何枚かの日本音楽のCDを聴いてみよう。☆☆☆☆2020/02/08

kao

9
★4.3 日本の音楽史が古代(縄文時代)から21世紀の現代まで。よくぞここまで詳細にとびっくりした。日本人である自分が、この本に書かれていることの10000分の1も知らないことにガクゼン。今までの自分にとっての「音楽」は 「西洋音楽」だったのだ。音楽はそんな狭い狭いものではなかった。著者の言う【日本音楽を考えずに、日本文化も日本の歴史も考えることはできません(p.219)】:その通りだと思う。2020/01/27

oooともろー

8
このレベルの内容がジュニア新書で読めることに感謝。伝統は生きているからこそ変化する。今後どんな音楽が誕生するのだろう。楽しみ。2024/03/31

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