出版社内容情報
なぜ社会保障は高齢者向けの支出が中心なのか、なぜ公共投資が多いのか、教育費の私的負担がなぜ多いのか、税の負担をなぜ重く感じるのか…、財政の7つの特徴をわかりやすく説明しながらこれからの日本社会のありかたを考えます。弱者を生み出さず、誰もが幸せに生きられる社会への道筋を提案します。
内容説明
日本ではなぜ教育にお金がかかるのだろう、なぜ働く人への社会保障は少ないのだろう、どうしてこんなに税金がいやなんだろう…、財政のなりたちをわかりやすく解説し、新しい社会への選択肢を考えます。弱者を生まず、誰もが安心してくらせる社会をつくるためにできることは?いまを生き、未来を変える君たちへのメッセージ。
目次
第1章 財政のレンズをとおして社会を透視しよう
第2章 小さな政府はどのようにつくられたか
第3章 成長しなければ不安になる社会
第4章 公共投資にたよった日本社会の限界
第5章 柔軟で厚みのある社会をささえる教育
第6章 税の痛みが大きな社会をつくりかえる
第7章 「君たち」が「君たちの次の世代」とつながるために
著者等紹介
井手英策[イデエイサク]
1972年生まれ。2000年、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。日本銀行金融研究所、東北学院大学、横浜国立大学を経て、慶應義塾大学経済学部教授。専門は財政社会学、財政金融史。著書『経済の時代の終焉』(岩波書店、2015年大佛次郎論壇賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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