内容説明
グローバル化がますます進むなか、海外のニュースを読んだり、英語でコミュニケーションをはかるうえでニュース英語の基礎知識は不可欠です。米大統領選挙、金融危機、対テロ戦争、地球温暖化、IS、TPP、COPなどの重要キーワードを、国際情勢の文脈のなかでわかりやすく解説します。
目次
第1章 アメリカをめぐる国際情勢
第2章 ヨーロッパをめぐる国際情勢
第3章 中東をめぐる国際情勢
第4章 アジアをめぐる国際情勢
第5章 世界経済の動き
第6章 国際ニュースによく使われる単語や慣用句
著者等紹介
明石和康[アカシカズヤス]
1952年生まれ。76年、東京大学文学部西洋史学科卒業。同年、時事通信社入社、外信部配属。サンパウロ特派員、パリ特派員、ワシントン支局長、外信部長、英文部長、広島支社長、国際室長、解説委員長を経て、現在、解説委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬弐仟縁
29
米大統領現職はincumbent(9頁)。共和党はゾウで赤、民主党はロバで青のキャラ(18頁)。軍最高司令官はthe Commander in Chief(20頁)。イランや北朝鮮などはならず者国家rogue states(46頁)。政治亡命者asylum seekers(77頁)。反乱insurgency(91頁)。パレスチナ人の占領地での抗議行動Intifada(103頁)。2017/03/15
momogaga
26
図書館。時事英語本はこれまではほとんど積読でした。しかし、この本は読みごたえがあり、2日間で読み切りました。今年読んだ本のベスト10にノミネートします。2016/05/08
サトゥルヌスを喰らう吾輩
11
2016年3月に出たばかりの本です。アメリカ大統領制選やG7など、話題が新しいのでなんとなく臨場感(?)がありました。アメリカ、ヨーロッパ、中東、アジア、世界経済について少し明るくなれたような気がします。トピックに対する説明は日本語ですが、本文がたとえばp9「予備選(the primary)や党員集会(the caucus)を各州単位で開いて〜」という感じで英単語を参照しながら書かれている点が特長的ですね。国際情勢やニュース英語がわかるようになりたいなあーというかたにおすすめです。2016/06/04
よし
6
時事通信社で長年、世界のニュースを届けてきた著者が現在の国際情勢を解説した本。アメリカ、欧州、中東、アジアと要領よくまとめられているので、社会科の勉強にもなる気がします。重要な言葉には英語の表現がついているので海外メディアを読むときに参考になるかもしれません。“the Swing State”や“GOP”といった選挙関係の用語、チャーチルの言葉をブッシュ元大統領が引用した“gathering danger”など「へー!」と思わせる表現が沢山あって面白く読むことができました。 2016/05/18
つくね
0
一年くらい前から英字新聞を読んでいて、分からない単語は都度調べるようにしていた。 頻出するものはなんとなく覚えているが、系統立っていないのもあって、この本を読んでみた。 英語の箇所が太字で書かれていて個人的には見やすいと感じた。2019/07/31