岩波ジュニア新書<br> 日本軍「慰安婦」にされた少女たち

個数:

岩波ジュニア新書
日本軍「慰安婦」にされた少女たち

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月25日 04時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005007608
  • NDC分類 K210
  • Cコード C0221

内容説明

約70年前、アジアの少女たちの青春が奪われた。日本軍は侵略する先々に、国内に少女を連行し、将兵のための「慰安婦」とした。韓国での直接取材にもとづき、強制連行、「慰安所」の暮らし、戦後の生活、と彼女たちの想像を絶する苦難を描く。旧版にこの20年の動きを加え、書名を変えて刊行。

目次

1 同年齢の少女たちのうえに起きたこと
2 連行された少女たち
3 「慰安所」はこうしてはじまった
4 戦争末期のなかで
5 「慰安婦」はなぜつくられたか
6 少女たちの戦後
7 日の丸の下での「慰安所」
8 二度とくりかえさないために

著者等紹介

石川逸子[イシカワイツコ]
1933年東京に生まれる。お茶の水女子大学史学科卒業。詩人。公立中学校の社会科教師をつとめるかたわら、詩作をつづけ、1983年退職。ミニ通信「ヒロシマ・ナガサキを考える」を100号まで発刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@猫と共に生きる

61
岩波ジュニア新書はいい作品が多い。この本もその1冊。従軍慰安婦について朧げな知識しかなかったが、読後、いや、読中も驚きと悲しみ、怒りで胸がいっぱいになった。何故韓国や中国が抗日運動をするのかがよく分かった。僅か15、6歳で強制連行され、身も心もボロボロになりながらも必死で証言をする女性達。重いテーマだが、それを分かりやすく解説している。他の関連本も是非読みたいと思う。2022/01/12

ブルちゃん

36
水曜日の凱歌を読んで、知りたくなった。水曜日の凱歌のような日本人女性の話ではなく、朝鮮、台湾、フィリピンなど慰安婦として連行された女性の証言が、たくさん載っていて、小説よりも、もっと暴力的で残酷。看護の仕事や、お金が稼げるよと騙されて連れて行かれたり、抵抗すれば、殴られ、その場で犯され、慰安所へ。日本軍も、平気で人を殺せるよう、鬼のように教育されているし、女性の事も、人間だとは思っていない。日本軍が一人残らずそうだったとは思えないし、でもたくさんの慰安婦の方が人権もなく犯され、そのまま死んでしまったり、2024/02/19

みなみ

10
読むのが非常につらい。日本軍の中では性暴力だけではなく身体に障害が残るような残虐な暴力行為が行われている。なぜそうなるのか社会システムを含めた因果関係が推測されており良い本だと思う。当時、朝鮮半島の女性の側に立って告発した勇気ある女性がいたことを初めて知った。しかし彼女は非国民と罵られたらしい。大事なのは過去への振り返りだけでなく、この先の社会で自分自身がどっち側に立つかだ。2022/03/23

コーキ

8
事実は事実として受け止めなければならないが、正直なところ、この本の主張はかなり偏っていて中立性に欠ける。その論調は時に慰安婦問題から大きくはみ出し、反論の余地のないフェミニズムに陥っている。「性奴隷」としての慰安婦を紹介するのは後世のためにもなる素晴らしい試みだが、そのときに「公娼」としての慰安婦にも言及しなければ、それは単なる意見の押し付け、いわゆるプロパガンダと化してしまう。2014/10/31

丘野詩果

7
読書会の大熊氏に借用。20年前に刊行したものに加筆を加え、2013年に再刊行。読むのが非常に辛く、他の本を読みながら少しずつ読みました。政治的に事実を認めない人たちもいるけれど、証言者がいるのだから、事実なのです。「ジュニア新書」版なので、若い世代に読んでほしいと思います。2014/09/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7665261
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。