岩波ジュニア新書<br> 社会の今を見つめて―TVドキュメンタリーをつくる

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岩波ジュニア新書
社会の今を見つめて―TVドキュメンタリーをつくる

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005007257
  • NDC分類 K699
  • Cコード C0236

出版社内容情報

日常に潜む現代社会のひずみをていねいにすくい取り,数々のTVドキュメンタリーで問題提起をしてきた著者.報道記者として,夜の町,事故現場,かつての戦場や産科病棟等で見たもの,聞いたものを通し,今,社会で何がおき,私たちの暮らしとどう関わっているかを熱く語る.

内容説明

日常に潜む現代社会のひずみをていねいにすくい取り、TVドキュメンタリーに仕上げ問題提起をしてきた著者。報道記者として夜の町、事故現場、かつての戦場や産科病棟等で見たもの、聞いたことを通し、今社会で何が起き、私たちの暮らしとどう関わっているかを語る。いかに生きるかを考えさせられる一冊。

目次

プロローグ 一人前の記者になりたい!
1章 わたしの隣に
2章 大人の説明
3章 なぜ戦争体験を語り継ぐのだろう?
4章 SOS!人が足りない!?
5章 報道記者として何を伝えるか
エピローグ わたしはあなただったかもしれない

著者等紹介

大脇三千代[オオワキミチヨ]
1967年、愛知県生まれ。南山大学外国語学部卒業。1990年中京テレビ入社。報道部で記者、デスクとして主にローカルニュース報道に携わるとともに、『NNNドキュメント(NTV系全国放送)』などでドキュメンタリー番組を制作。2008年~11年までNNNロンドン特派員。現在、フリージャーナリスト。04年『大人の説明―検証・東名阪トラック事故』の演出で放送ウーマン賞(日本女性放送者懇談会)、06年『消える産声―産科病棟で何が起きているのか』で芸術選奨文部科学大臣新人賞(文化庁)、07年「第6回放送人グランプリ特別賞」(放送人の会)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

愛奈 穂佳(あいだ ほのか)

4
【ココロの琴線に触れたコトバ】また、映像は正直です。取材を受ける人と取材をする人との「関係性」や「距離感」もそのまま映し出します。2014/12/21

のん@絵本童話専門

1
テレビドキュメンタリーを制作する作者の今までの取材、そして取材の中で大切にしてきたことが語られている。取材するだけでは何の役に立てていないことを悩んできたこともあったそう。映像の力を信じ、厳しさと何度も直面してきた作者。大事にしてきたのはローカルな視点、〇〇さんの情報ならと思われる信頼性。第三章で書いていたけれど、加害者であることを忘れて戦争を語り継いではならないと私も思う。この個所があることで私はこの方がとても誠実で信頼できる記者さんだと感じた。中学〜2024/11/24

takao

1
ふむ2021/01/17

0
言いたいことは分かる。ただ非常に、本当にさらっとしか伝わってこない。もっと純粋な、それこそ対象年齢のような心持ちで読むべきか。2013/04/19

ハメ・ドゥースト

0
★★★「今」ととことん付き合うことで、「これから」をつくる。そんなこだわりをもった大人でありたい。2012/11/01

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