岩波ジュニア新書<br> 年中行事を五感で味わう

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岩波ジュニア新書
年中行事を五感で味わう

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005006458
  • NDC分類 K386
  • Cコード C0239

出版社内容情報

大晦日に出現する狐の大行列、節分に暴れ回る鬼の雄叫び、無病息災を願う七草粥の味・・・。独特な祈りの声、鐘の響き、衣装の色彩、炎やお香の匂いなど、五感を揺さぶる年中行事の神髄と魅力を紹介します。

内容説明

大晦日に出現する妖しい狐の大行列、節分に暴れ回る鬼の雄叫び、無病息災を願う七草粥の味…。季節の変化を感じ、風土と結びあいながら人々の生活のなかで伝えられてきた年中行事。独特な祈りの声、鐘の響き、衣装の色彩、炎やお香の匂いなど五感を揺さぶる年中行事の神髄と魅力を紹介します。

目次

第1章 新春(味―若水と雑煮・一月一日;嗅―書き初め・一月二日;味―七草粥・一月七日;触―とんど焼・一月半ば)
第2章 春(視―ついな 節分・二月三日;嗅―お水取り・三月一~一四日;味―ひな祭り・三月三日;視―お花見・三月末~四月頃)
第3章 夏(味―氷の節句、氷の朔日・六月一日;触―夏越しの祓・六月三〇日;視―山開き・七月一日)
第4章 秋(聴―虫ききと放生会・八月末~九月;嗅―重陽の節句・九月九日;祝―月見・九~十月;触―大数珠繰り・九月一六日;嗅―べったら市と恵比寿講・十月一九・二〇日;視―お練り供養・一〇月第三日曜日 ほか)
第5章 冬(聴―酉の市・一一月;嗅―冬至・一二月;聴―除夜の鐘・一二月三一日)

著者等紹介

山下柚実[ヤマシタユミ]
作家。1962年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。身体と社会の関わりに関心を持ち、エイズ問題、五感などをテーマに取材。『ショーン 横たわるエイズアクティビスト』で第1回小学館ノンフィクション大賞優秀賞。環境省「感覚環境のまちづくり検討会」委員。五感生活研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

6
本当のニッポンを発信していくために学習。巻頭カラーページは霊験あらたか。今の時季は、6月1日の氷の節句(80頁~)。1年の折り返しにあたる日に、特別な霊気に触れて、後半に臨むリフレッシュの意味があるという。全く知らなかった。水無月という和菓子を食すこともなかった。暦では、昔の6月は今の7-8月(82頁)。他の行事も知らないものがあり、気になったら参照してみる価値がある。2013/06/05

かりんとー

5
(県立図書館) なかなか情緒のある書き方で面白いです。 知らない行事があるものですね。2022/02/22

Hiroki Nishizumi

5
読んでいるとなんだか気持ちが良くなる本。時期的に左義長や節分、ことに表紙写真にもなっている四つ眼の方相氏は一度見てみたいものだ。2020/01/08

ゆーき

3
人事異動のあった年度始め、仕事で疲れた心を癒したいなと思い、手に取りました。年中行事って何だか素敵ですよね。とても懐かしいような温かいような。季節を感じる行事がとても好きです。この本を読んで、年中行事の一つ一つに意味があることを再確認できました。何百年という時の流れにも負けず、今でも残っていることはすごいなと。それを支える人々にも感動。日本の風習や習慣の重みを感じます。どんなに忙しい時期であっても、年中行事を味わう心の余裕を持って生活したいものです。2018/04/19

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2
先生にお借りした本。たまたま著者の方とお知り合いで、そういうこともあるのだなと思う。除夜の鐘がうるさいといわれているというニュースを年末年始聞きましたが、風情があるものが失われるのはもったいない。2020/02/16

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