岩波ジュニア新書
方言は気持ちを伝える

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  • サイズ 新書判/ページ数 193p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005005550
  • NDC分類 K818
  • Cコード C0281

出版社内容情報

古いと思われていたことばを、新鮮でカッコいいと受けとめるのはなぜだろうか。標準語との関係はどうなっているのか。東北や東京、大阪、沖縄などで若者が使う新しい方言について、その成り立ちや自由な表現を紹介する。

内容説明

若者は方言使いの達人だ!いま各地の若者たちが、携帯メールや詩に方言を書きことばとして使いはじめている。うれしい・悲しいなどの気持ちをこめやすく、新鮮なひびきに創作力が刺激されているのだ。新語づくりに方言をどう利用しているか、標準語とどのように使い分けているのかを、多くの実例を通して解説する。

目次

1章 若者は新語作りの達人
2章 ことばのフィルター
3章 新しい方言
4章 復興する方言
5章 方言研究はおもしろい
付章 方言のキーワード65

著者等紹介

真田真治[サナダシンジ]
1946年富山県生まれ。東北大学大学院修了。現在、大阪大学大学院文学研究科教授。日本語のバリエーションを主な研究テーマとし、国内はもちろん、日本の周辺地域でのさまざまなフィールドワークに従事してきた。最近はとくに言語の習得と喪失にかかわる現象に関心を寄せている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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めめたそ

2
方言好きとして、タイトルに惹かれて図書室から借りた本。最初の導入の話や本の題名とは異なり、結構専門的な話に終始していた印象が強い。これ、ジュニア新書の内容として、中高生が読んで理解できるのかな。どちらかというと、国文学科の1年生に向けて課題図書、とかでも十分な気がします。今の時代なら。そのくらい専門的。2010/07/28

レルモントフ

1
以前から気になっていた自分と同じ世代の話す関西弁と年長世代の話す関西弁のアクセントの差異について詳しく書かれていて興味深かった。関西弁のみならず各地の方言や旧大東亜共栄圏に残る日本語についてなどまんべんなく書かれているので自分の方言を持つ人は一読の価値ありである。2016/05/03

0
今は方言という認識のない言葉がかなりあったように思う。アクセントに関しては、難しくてわからなかった2019/02/26

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