岩波ジュニア新書<br> 楽しいぞ!ひと昔前の暮らしかた

岩波ジュニア新書
楽しいぞ!ひと昔前の暮らしかた

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005005222
  • NDC分類 K611
  • Cコード C0239

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

125
人と人との繋がりを大切に生きていた一昔前の暮らし方。茅葺き屋根、煤払い、焚火、餅つき、糸を紡ぎ布を織る。一家総出で田植え稲刈り。今は帰れないけれど田舎に戻った気分になります。故郷には海があり山があり、空は広く風は強く、親は海に潜り稲作を続け、自然の恵みを頂戴しています。急速な都市化に転機が訪れ人口は逆流。人工物に溢れた都市に少しは自然が戻るのでしょうか。この先どんな世界になるのか。便利になればなるほど、なぜか生きづらく息苦しくなります。自然とともに生きていく感覚を大切に。いつかまた会える日を待ちわびて…。2020/11/09

デジ姫

13
小学校低学年の頃だったろうか、親戚数軒で田植えや稲刈りをする中、子供たちはお昼にはおにぎり、3時にはあんパンや味パン持って田んぼへ持っていくと言うお手伝い。年末にも親戚集まって親たち世代は餅を搗き、婆ちゃんたちは鏡餅を作り、子供世代9人は小餅を丸め・・あのころが一番幸せな時代だったのかも・・2021/03/02

しん・かんかん

2
茨城の古民家に住むことになったフリーライターさんの生活記録。今はすっかり懐かしい思い出になってしまった道具や暮らしぶりにチャレンジ。田舎者より田舎の暮らしが実についてしまったかも。2011/01/16

ユウキ

1
この手の本によくある「ノスタルジー」ではある。「大量生産・大量消費社会へのアンチテーゼ」でもある。でもそれはちょっとした味付けに過ぎない。むしろ著者は心底、ひつ昔前の暮らしかたを楽しんでいる。そこがいい。すごくいい。ただ、それはわかるんだけど正直詰め込み過ぎ。個々のエピソードは面白いけどディティールが足りない。地域の人達のとの会話がもっと入っていればイキイキした描写になったはずなのに。へー、と思う昔の知恵もサラッと流されてもう次の話になっている。もったいない!全編「おしいな」という印象のまま読み終えました2018/03/09

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