出版社内容情報
eメールや携帯電話など無かった時代,人びとは恋する人への熱い想いを「和歌」に託して伝えました.「恋」をテーマに,『万葉集』『古今集』『伊勢物語』などの古典の魅力を,おなじみリンボウ先生が縦横に語った,絶好の日本古典入門.
内容説明
「いつも君のこと想ってる」、「好きでたまらない」…。携帯やeメールなど無かった時代、「和歌」は恋する人への熱い想いを伝える重要な「装置」でした。「恋」をテーマに、おなじみリンボウ先生が『万葉集』『古今集』『伊勢物語』『源氏物語』など、日本の代表的古典の魅力と面白さを縦横に語った、絶好の古典文学入門。
目次
序章 何が好きって「恋」が好き
第1章 『万葉集』は正直だ
第2章 『古今和歌集』の情緒纏綿
第3章 『新古今和歌集』のエロス
第4章 『伊勢物語』はなぜ読まれたか
第5章 『源氏物語』は奇跡である
第6章 『平家物語』の「もののあはれ」
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恋するファンタジーの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひよピパパ
7
リンボウ先生が日本古典の中から「恋」にまつわる歌や物語をピックアップして楽しく語りかけてくれる。教科書所載の有名な作品も取り上げられていて、わかりやすく、読んでいて楽しかった。特に興味深かったのは、「袖」のもつ意味合いの変質についてである。『万葉集』に度々出てくる、魂を交換し合う呪術的行為としての「袖」を振り合う動作が、やがて『古今集』の時代には「涙の象徴」としてその意味を変質させていったという。恋する「思い」は変わらぬものの、そのあらわれ方が時代の移り変わりとともに変遷していくことの面白さを感じた。2020/04/01
さっきぃ
5
面白かったー。恋が面白くてならぬ、と言い切って古典の恋について面白く解説してくれている。これほどわかりやすく面白く話してくれるなら古典をもっと読んでみたくなる。伊勢物語、平家物語をちゃんと読んでみたくなった。源氏物語は一度読んだことがあるけれど、この本を読んでみると改めてなんて面白い話なのか、ともう一度読んでみたくなる。日本の歴史というか文化というか、こういう世界はすごいなー。この著者の他のも読んでみたい。2018/08/23
旭陽
3
恋の歌(短歌)を詠みたくて読んでみた。林さんの本はとても分かりやすくて面白い。高校生の頃に読んでいたら、人生変わったかも。残念。古典は読みたくても手が出ない感じがあったけれど、林先生の言う、日本人は寝ても冷めても恋で頭がいっぱいだったのだ(笑)と思って読めば結構ハードルが下がるような気がする。あまりなじみのなかった万葉集も面白そうだなと思った。2013/04/01
みあき
3
なかなか難しかったです;;柏木の印象が思いっきり変わりました。女三の宮は本当に女性として未熟で幼稚な方だったんですね・・・2012/05/18
sumie
3
楽しく読めました。学生のころにこんな風にとらえられていたら、古典も楽しかったんだろうけど、その頃の私には今と同じようにはかんじられなかっただろうし、理解できそうもないか・・・。年の功かも。2010/08/12




